|
日時： 平成２７年１月２０日（火）午後２時００分〜午後５時００分
|
会場： 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
（東京都中央区日本橋茅場町1-10-8） |
受講費： ３４，６００円（お二人目から２９，０００円）
（消費税、参考資料を含む） |
講師 伊藤雅浩(いとうまさひろ)氏
弁護士法人 内田・鮫島法律事務所
パートナー弁護士
|
大規模な個人情報の漏えい事故や、位置情報、購買履歴情報、映像・画像の利用・提供といった個人情報・パーソナルデータに関する問題が注目されている。他方で、政府は本年６月に｢パーソナルデータの利活用に関する制度改正大綱｣（大綱）を発表し、個人情報保護に関する法制度の見直し準備が進められている。
本セミナーでは、近年多く発生している個人情報・パーソナルデータにかかわる事例を分析するとともに、現行の個人情報保護法に関わる基本的事項を確認し、パーソナルデータの利活用に関わる現行法の問題点を、実例を挙げながら指摘する。さらには、大綱で示されている法制度の見直しの方針、方向性について最新情報を踏まえてポイントを解説する。
１ はじめに
（１）個人情報／パーソナルデータに関する事故・事例
（２）さまざまな誤解
２ 個人情報保護法の基礎
（１）個人情報保護法の法体系
（２）「個人情報」とは？（氏名、住所のみが個人情報ではない）
（３）個人情報取扱事業者が負うべき義務
（４）第三者提供に関する誤解（オプトアウト、共同利用など）
（５）個人情報保護法の執行状況
（６）プライバシーとの関係
３ 個人情報保護法改正の動き
（１）大綱発表までの経緯
（２）法改正に向けた予定
４ パーソナルデータの利活用に関する
制度改正大綱のポイント
（１）個人情報の範囲
（２）匿名化データの流通と第三者提供
（３）機微情報その他義務規定の追加／変更
（４）第三者機関の設置
（５）その他制度改正のポイント
５ 消費者に対する分かり易い説明と同意
（１）各種ガイドライン
（２）事例紹介
【講師略歴】
1996年名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻修了。アンダーセンコンサルティング（現アクセンチュア）等にて、SAP R/3その他ERPパッケージソフトの導入、基幹系情報システムの企画、開発のプロジェクト・マネジメントに従事。2007年一橋大学法科大学院卒業、2008年弁護士登録後、内田・鮫島法律事務所入所。2013年同事務所パートナー。主にソフトウェア、ネット、システム開発に関する契約、紛争処理に従事している。
※録音･ビデオ撮影はご遠慮下さい。
|
|
主催 経営調査研究会
| Copyright © KINYUZAIMU KENKYUKAI Co.,Ltd. All Rights
Reserved. |
|
|