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好評再々演!
〈中・上級者向け〉
勝つべき事件を勝つ国際仲裁戦術

〜ICC国際仲裁裁判所(香港)勤務経験者による戦術の詳細解説〜


日時: 平成27年2月13日(金)午前9時30分〜12時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,900円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 吉田武史(よしだたけし)氏
ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)
弁護士・英国仲裁人協会会員(MCIArb)

 ボーダーレスな取引がますます進展する国際経済において、国際紛争解決の主流は国際仲裁に移行しつつあります。仲裁条項の入った多数の国際契約を抱える日本企業にとって、もはやかかる動向を無視することはできません。しかしながら、いまだ多くの日本企業にとって、国際仲裁の実態、利用・管理方法などの多くは未知の領域となっています。
 本講義では、国際仲裁について、企業担当者として押さえておくべき実務上のポイント、国際仲裁実務の最新動向を解説した後、具体的な仲裁手続の流れに沿って、まさに「勝つべき事件を勝つ」ための仲裁戦術を解説します。最後に、仲裁条項の交渉から案件管理方法まで実務的管理方法を丁寧にアドバイスします。
 


1.国際仲裁実務の最新動向
(a) ICC国際仲裁裁判所を始めとする主要な仲裁機関の
最新の動きとは
(b) 国際仲裁機関を利用する企業の関心の動向
(c) 国際仲裁におけるオプションの拡大とその意義

2.企業担当者として押さえておくべき実務上のポイント
(a) 国際仲裁を利用するメリットとデメリットを今一歩深く
検討して見えるものとは
(b) 仲裁地、仲裁機関、仲裁人、準拠法、仲裁言語に対する
実務上の留意点
(c) 事件に勝つための要素とコストを管理するための要素

3.仲裁手続の進行とあわせて見る実務上の
注意・検討ポイント

(a) 申立から文書提出まで、審問期日前の実務上の
注意・検討ポイント
(b) 冒頭陳述から最終弁論まで、審問期日における実務上の
注意・検討ポイント
(c) 仲裁判断書の受領まで、審問期日後の実務上の
注意・検討ポイント

4.手続的理解を反映した仲裁条項のドラフト・交渉術
(a) 仲裁条項ドラフトの際の留意点
(b) 仲裁条項の交渉術

5.国際仲裁の実践的管理・利用方法
(a) いかなる場合に国際仲裁を紛争解決オプションとして
積極的に利用すべきか?
(b) 平時にとるべき対応策、申立書受領時のアクションとは?
(c) いかに代理人の活動を監督しつつ、最大のパフォーマンス
を発揮させるか?
(d) いかに本来の目的を害さない範囲で、コストを削減
することができるか?

〜質疑応答〜



〈弁護士のご参加はご遠慮ください〉


【講師紹介】
ベーカー&マッケンジー法律事務所、訴訟・仲裁グループ所属。弁護士、ニューヨーク州弁護士および英国仲裁人協会会員(MCIArb)。国際商業会議所国際仲裁裁判所(ICC International Court of Arbitration)(香港)での勤務経験を有する。主に国内外の紛争解決を専門とし、国内外のクライアントを代理。
国際仲裁に関する直近の著書・寄稿として、
HKIAC(香港国際仲裁センター)
『2013 Administered Arbitration Rules 』の日本語翻訳作成協力
(Hong Kong International Arbitration Centre、2014年10月)、
『アジア国際商事仲裁の実務』
(レクシスネクシス・ジャパン株式会社、2014年7月)、
『The Baker & McKenzie Internatinoal Arbitration Yearbook〜2013-2014〜』
(共著、Juris Publishing, Inc.、2014年3月)、
「Unveiling of new 2014 JCAA rules」
『Lexology』(Global Business Publishing Ltd、2014年2月)、
「Chapter 8“Views from Around the World”-Japan Part」、
『The Complete but Unofficial Guide to the Willem C. Vis International Arbitration Moot』
(CH. Beck、2013年10月)
等。 

※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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