資本市場におけるファイナンス最新実務
〜海外募集からリキャップCBまで近時の傾向と法的手法を徹底検証〜
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日時: 平成27年5月12日(火)午後1時30分〜午後4時30分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 34,800円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
講師 根本敏光(ねもととしみつ)氏
森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士
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2014年の資本市場は、前年に引き続き活況を呈し、大型IPO案件を含む国内外での公募増資に加え、ユーロCB(転換社債型新株予約権付社債)による資金調達も数多く行われました。
なかでも、日本初となる議決権種類株式の上場や、資本効率向上に関する議論の高まりを背景にリキャップCBの発行(CBの募集と自己株式取得の同時実施)が相次ぐなど、特徴的な案件も見られました。
本講演では、このような資本市場におけるコーポレート・ファイナンスの近時の傾向につき概説するとともに、資本市場での資金調達について、実際に企業の担当者がこのような資金調達を検討・準備するにあたって必要となるポイントについて、このようなキャピタル・マーケッツ案件においてリーガル・カウンセルとして多くの経験を有し、また証券会社投資銀行部門への出向経験も有する講師が、法務面と実務面の双方の観点から、ファイナンス手法ごとに分かりやすく解説いたします。
1.2014年の資本市場の動向
2.公募増資(グローバル・オファリング/グローバルIPO)
3.ユーロCB
4.リキャップCB
5.第三者割当増資
6.ライツ・オファリング
7.議決権種類株式の上場
8.コンボ・オファリング
9.Undocumented Offering
(英文目論見書の作成を伴わない海外募集)
10.質疑応答/ディスカッション
【講師略歴】
森・濱田松本法律事務所パートナー弁護士。
早稲田大学法学部、英国ケンブリッジ大学法学部大学院(LL.M)卒業。
2005年弁護士登録(第二東京弁護士会)、
大手証券会社投資銀行本部への出向経験を有し、引受証券会社や
M&Aアドバイザリー側での経験も豊富。
主な取扱分野は、キャピタルマーケッツ、M&A、ファイナンス、
ディスクロージャー、金融法規制など。
主な著作として、
『エクイティ・ファイナンスの理論と実務(第2版)』
(共著・商事法務・2014年)、
『上場株式取引の法務』
(共著・中央経済社・2014年)、
『金融商品取引法 資本市場と開示編(第2版)』
(共著・商事法務・2011年)、
『大量保有報告制度の実務』
(商事法務、2009年)、
「勧誘概念の明確化と実務上の諸問題」
(旬刊商事法務 2014年、共著)、
「東証の注意喚起制度とスクープ報道への対応」
(ビジネス法務 2014年)、
「規制強化後の第三者割当増資の動向」
(ビジネス法務 2013年)、
「ライツ・オファリングに係る制度改正の動向と実務上の諸問題(上・下)」
(旬刊商事法務 2011年、共著)
など。
その他執筆・講演多数。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 金融財務研究会
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