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海外子会社管理と内部統制の実務入門
〜内部統制の構築から、ガバナンス・コンプライアンス、
不正リスクへの対応まで〜
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日時: 平成27年6月24日(水)午後1時00分〜午後4時30分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 35,000円(お二人目から30,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
近年、中堅・中小企業や内需型企業を中心に、海外・新興国市場の急速な拡大と日本市場の縮小や『六重苦』に対応するために、海外子会社の設立をはじめとして、積極的に海外事業の拡大を推し進めています。また、BRICs等の新興国への進出が一段落した企業は、さらなる市場の開拓や販路の拡大のため、M&A、統括会社の設立、新・新興国やBOP市場への進出など、経営の現地化と効果的なグループのマネジメント・モニタリングに取り組んでいます。
海外子会社をとりまく環境は目まぐるしく変化しており、親会社による内部監査や子会社管理、内部統制においても、柔軟かつ実効的な対応が求められてきています。リスクマネジメントや不正・不祥事の抑止など、リスクの高い海外子会社に対する管理体制のレベルアップ、グループガバナンスの充実・強化も求められています。
一方で、文化や慣習、価値観や倫理観、コンプライアンスやローカルルール、言語対応など、海外子会社に特有の問題に直面していますが、リソースやノウハウに制約のある中で、効果的かつ効率的な海外子会社の管理が求められています。
本講義では、海外子会社内部統制や内部監査、GRC(ガバナンス・リスク・コンプライアンス)、リスクマネジメントや不正、グルーブガバナンスに関する講演や研修、著作でもおなじみの公認会計士が、海外子会社の子会社管理のポイントを、実務の状況を踏まえて丁寧に解説いたします。
第一章 海外子会社の経営環境とリスクの変化
第二章 海外子会社のマネジメントと内部統制
○ 全社統制の構築・導入、整備・運用のポイント
○ 決算財務報告統制の構築・導入、整備・運用のポイント
○ 業務統制の構築・導入、整備・運用のポイント
○ 重要な欠陥、不備の傾向と対策
第三章 海外子会社のモニタリング
○ モニタリングの手法
○ モニタリングのポイント
○ モニタリングのレベル感
○ 高リスク事例、問題事例のケーススタディ
質疑応答・コンサルテーション
【講師紹介】 早稲田大学商学部卒。復旦大学留学。1996年公認会計士二次試験合格、太田昭和監査法人入所。2003年〜2008年上海大華会計師事務所、上海安永華明会計師事務所にて、中国現地法人のマネジメント、不正・不祥事、会計、監査、税務等のコンサルティングに従事。現在、Ernst
&
Youngにて中国をはじめ海外・新興国で事業及びM&Aを展開する日本企業に対して、リスクマネジメント、内部監査・内部統制、グループ会社マネジメント、不正・不祥事、ガバナンス・コンプライアンス対応、進出、事業再編・再構築、M&A及びPMI(買収後統合)、撤退、税務・会計、IPO(株式公開)支援、調査及び教育研修などの各種コンサルティングを提供、マネジメント問題に関与。SAP
GRC&Fraud Management [powered by HANA]、新興リスク・不正/贈収賄リスク・M&Aリスク、戦略リスク、Big
Dataによるリスクマネジメントを推進。中国、新興国・海外で事業を拡大する日本企業の執筆、論文、講演、官公庁・企業内部研修等多数。多数の中国語専門翻訳・専門通訳実績を有するマルチリンガル。
【講演】 金融庁 「日本企業のアジア諸国での活動と投資資金〜中国における会計税務マネジメントと変貌する投資政策」、 東京証券取引所 「海外子会社の内部統制と会計不正・不祥事」、 日本内部監査協会 「中国・海外事業の拡大とこれからの内部監査」など、 講演、官公庁・企業内部研修等多数。
【著作】
「リスク管理と企業規程の作成・運用実務」(第一法規)、
「内部監査における7つの課題 〜 新たなリスク環境への対応」(EY)、 ブログ「会計士パンダの中国税務会計教室」(2007年〜連載中)(http://cpa-panda.way-nifty.com/blog/)、 「中国の会計税務詳解」(税務経理協会)、 「中国の会計基準とIFRSとの差異比較」(旬刊経理情報)、 「ケースを知って未然に防ぐ会計不正の処方箋」(企業会計)など、 執筆、論文多数。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 経営調査研究会
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