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暴排法の動向と反社会的勢力対策としての
リスク・マネジメントの手法
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日時: 平成27年7月1日(水)午前9時30分〜12時30分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 34,900円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
講師 中村 勉(なかむらつとむ) 氏
弁護士法人 中村国際刑事法律事務所
代表 弁護士
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平成22年4月に福岡県で全国初の暴力団排除条例(いわゆる暴排条例)が施行され、現在までに全ての都道府県で暴排条例が制定・改正されるなど、積極的な運用がなされています。こうした厳しい規制を受けて、暴力団等の反社会的勢力も、“暴力団”を看板に掲げない、企業舎弟、ブラック企業等を利用した活動態様にシフトしており、企業にとっては知らないうちに反社会的勢力との取引に取り込まれてしまうリスクも多くなりました。一方、反社会的勢力と関係した企業に対する社会の目は厳しく、発覚した場合のレピュテーション・リスクは致命的となるものです。
このように、反社会的勢力リスクは、企業にとって重大関心事であり、これに対するリスク・マネジメント構築は必須のものとなっています。このセミナーでは、暴力係検事として、反社会的勢力による企業恐喝事件等の捜査経験があり、また、総会屋による利益供与事件に関し、社内調査委員会の委員として不祥事調査を行った経験のある講師が、反社会的勢力の行動原理を踏まえた内部統制の構築、さらに、現実的な対応等について解説し、反社会的勢力リスク・マネジメント能力の向上を目指します。
1.暴力団等反社会的勢力の動向
2.反社会的勢力リスク・マネジメントに関する法整備
(H24年改正)
3.暴排条例の概要
―― 暴力団排除条例の適用事例
4.暴力団関係者の見分け方
―― 調査方法
5.反社会的勢力データベースの構築と活用
6.反社会的勢力リスク・マネジメント体制の構築プロセス
7.契約中の反社会的勢力条項の規定と運用
(取引、雇用等)
8.暴排条例に関する判例の動向
〜質疑応答〜
【講師紹介】
1994年から8年間、検事として勤務。この間に東京地検特捜部にも所属し、数々の事件を手掛けた。その後、現在の西村あさひ法律事務所の前身であるあさひ狛法律事務所国際部門に入所、フルブライト留学生としてコロンビア大学ロースクールへの留学などを経て、2009年9月に中村国際刑事法律事務所を設立。2012年8月法人化。
東京地検特捜部検事時代は、多くの企業不祥事事件の捜査に携わり、また、弁護士登録をしてからも、社内調査委員会の委員を務めるなどして、不祥事に関わる企業法務の経験を積む。
その他、テレビ「目ざましテレビ」、「ミヤネ屋」などでコメンテーターとしても活躍中。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 経営調査研究会
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