インサイダー取引防止の最新動向

〜近年の金商法改正、重要事例等を踏まえた取引防止体制・留意点〜


日時: 平成27年7月13日(月)午後2時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,600円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 上島正道(かみじままさみち)氏
西村あさひ法律事務所 弁護士 公認不正検査士
元金融庁総務企画局市場課専門官

 平成23年・24年には、金融審議会分科会の下にインサイダー取引規制に関するワーキンググループが設置され、インサイダー取引に関する法改正やQ&A等の策定が相次ぎました。
 特に、平成25年の金商法改正では、情報伝達取引推奨規制が導入されるなど大きな改正が行われ、また、近年策定されたスチュワードシップ・コード、コーポレートガバナンス・コード等においても、インサイダー取引規制との関係での留意点があり、インサイダー取引規制に関する制度の最新像を理解しておく必要性は高いといえます。
 そこで、本セミナーでは、インサイダー取引規制に関する制度改正の立案等に関わった講師が、近年のインサイダー取引規制を巡る最新の状況と、それを踏まえたインサイダー取引防止体制のあり方・留意点について解説致します。



1 近年のインサイダー取引規制に関する見直しの動向
(1)平成24年改正法関係
(2)平成25年改正法関係
(3)その他
      
2 スチュワードシップ・コード等との関係での留意事項
  
3 近年の重要事例
(1)いわゆる公募増資インサイダー取引事案
(2)インサイダー取引に関する解釈上重要な判断が
示された事案
(3)情報伝達のルートに注意すべき事案
(4)その他
  
4 近年の動向を踏まえたインサイダー取引防止体制・
留意点



【講師紹介】
2004年慶應義塾大学法学部卒業、
2007年弁護士登録、
2015年公認不正検査士登録。
2011年4月から2014年6月まで金融庁総務企画局市場課専門官。
主な取扱い分野は、危機管理・訴訟その他一般企業法務。金融庁においては、不公正取引、金商業者等の業規制に関する政策立案、金商法・関連政府令の改正作業や、課徴金個別案件、課徴金納付命令の取消訴訟などを担当。
2014年7月より西村あさひ法律事務所に復帰。

【主な著書】
「第三者委員会 - 設置と運用」
(金融財政事情研究会、2011年)(編著)、
「平成24・25年インサイダー取引規制関係改正資料(別冊商事法務384号)」
(商事法務、2014年)(共著)、
「逐条解説 2013年金融商品取引法改正」
(商事法務、2014年)(編著)、
「インサイダー取引規制の実務[第2版]」
(商事法務、2014年)(監修)、
「実例解説 企業不祥事対応 - これだけは知っておきたい法律実務[第2版]」
(経団連出版、2014年)(共著)、
その他多数。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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