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海外子会社での不正・不祥事、贈収賄・汚職対策入門
〜親会社による海外子会社の管理、内部監査、内部統制を中心に〜
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日時: 平成27年7月21日(火)午後1時00分〜午後4時30分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 34,900円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
海外子会社は日本企業において重要な地位を占めつつありますが、リソース等の制約により海外子会社まで目が届かない企業が多いのが現状です。海外M&Aの増加、新興国への進出や事業展開の活発化により、海外子会社での不正・不祥事、贈収賄・汚職への対応が必要となる事例が増えています。
本講義では、不正・不祥事抑止・発見策の導入、内部統制の強化、グループガバナンスやマネジメントの強化、内部監査による牽制・抑止機能の強化、地域統括会社の活用など、海外子会社のあらゆる段階において生じる不正・不祥事、贈収賄・汚職の実例と対応策について解説いたします。
1. 海外子会社における不正・贈収賄の背景 ・ 不正・贈収賄の傾向 ・ 不正・贈収賄のトライアングル
2. 海外子会社における不正・贈収賄の手口と対策 ・ ビジネスプロセスにおける不正・贈収賄 (販売、購買、在庫、財務・出納、製造など) ・ マネジメントやガバナンスにおける不正・贈収賄 (税務、経理、労務、法務など) ・ コンプライアンスにおける不正・贈収賄 (法令違反、汚職、不正競争など)
3. 最近の海外子会社での不正・贈収賄のケーススタディ ・ 不正・贈収賄の傾向
・ 不正・贈収賄の抑止、発見の対策と取り組み
〜質疑応答・コンサルテーション〜
【講師紹介】 早稲田大学商学部卒。復旦大学留学。 1996年公認会計士二次試験合格、太田昭和監査法人入所。 2003年〜2008年上海大華会計師事務所、上海安永華明会計師事務所 にて、中国現地法人のマネジメント、不正・不祥事、会計、監査、税務等の コンサルティングに従事。 現在、Ernst
&
Youngにて中国をはじめ海外・新興国で事業及びM&Aを 展開する日本企業に対して、リスクマネジメント、内部監査・内部統制、 グループ会社マネジメント、不正・不祥事、ガバナンス・コンプライアンス 対応、進出、事業再編・再構築、M&A及びPMI(買収後統合)、撤退、税務・ 会計、IPO(株式公開)支援、調査及び教育研修などの各種コンサルティング を提供、マネジメント問題に関与。 SAP
GRC & Fraud Management [powered by HANA]、新興リスク・不正/ 贈収賄リスク・M&Aリスク、戦略リスク、Big
Dataによるリスクマネジメント を推進。 中国、新興国・海外で事業を拡大する日本企業の執筆、論文、講演、 官公庁・企業内部研修等多数。多数の中国語専門翻訳・専門通訳実績を
有するマルチリンガル。
【講演】 金融庁 「日本企業のアジア諸国での活動と投資資金 〜中国における会計税務マネジメントと変貌する投資政策」、 東京証券取引所 「海外子会社の内部統制と会計不正・不祥事」、 日本内部監査協会 「中国・海外事業の拡大とこれからの内部監査」 など、講演、官公庁・企業内部研修等多数。
【著作】 「リスク管理と企業規程の作成・運用実務」 (第一法規)、 「M&Aにおける内部監査の役割」 「内部監査における7つの課題
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新たなリスク環境への対応」 (EY)、
ブログ「会計士パンダの中国税務会計教室」
(2007年〜連載中)(http://cpa-panda.way-nifty.com/blog/)、 「中国の会計税務詳解」 (税務経理協会)、 「中国の会計基準とIFRSとの差異比較」 (旬刊経理情報)、 「ケースを知って未然に防ぐ会計不正の処方箋」 (企業会計) など、執筆、論文多数。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 経営調査研究会
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