海外M&Aの陥し穴
〜成功に導くための失敗分析と実践的事前対応〜
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日時: 平成27年8月20日(木)午後2時00分〜午後5時00分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 34,800円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
講師 龍野滋幹(たつのしげき)氏
アンダーソン・毛利・友常法律事務所
パートナー 弁護士
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日本の人口減による市場縮小等を背景に、日本企業による海外企業の買収は増加の一途にあり、近時の円安傾向にあっても、その流れは依然として変わっていません。それにもかかわらず、日本企業の特に海外大型買収においては、成功例は実に1割に過ぎず残りの9割は失敗に終わっているとの評価すらあるほど、成功を収めるには数多くの障害要因を十分な事前の準備・対応をもって乗り越える必要があります。
本セミナーでは、日本企業による海外企業買収の事例を数多く分析しつつ、海外企業買収において特に陥りやすいポイントを類型化して分かりやすく解説するとともに、事前にどのような備えを取っていればそのような陥し穴にはまらなかったのか、考えておくべきことはどのようなことであったのか、その対応策を具体的にお伝えします。
1.海外企業買収の陥し穴の類型
2.陥し穴の類型別対処方法
3.質疑応答
本セミナーは、法律事務所ご所属の方は、お申込みご遠慮願います。 |
【講師略歴】
2000年東京大学法学部卒業。
2002年弁護士登録(第二東京弁護士会)、
アンダーソン・毛利法律事務所
(現アンダーソン・毛利・友常法律事務所)入所。
2007年米国ニューヨーク大学ロースクール卒業(LL.M.)。
2008年ニューヨーク州弁護士登録、
2007年から2008年にかけて
フランス・パリのHerbert Smith法律事務所にて執務。
2014年から東京大学大学院薬学系研究科・薬学部
「ヒトを対象とする研究倫理審査委員会」審査委員。
M&A、ジョイント・ベンチャー、クロス・ボーダー投資案件に精通している。また、ベンチャー企業に対するアドバイスやPEファンドに対するアドバイスに数多く携わるほか、知的財産取引その他企業法務全般を手がける。海外企業の買収については、欧米諸国、ASEAN諸国、東アジアやインドにとどまらず、ブラジル、トルコ等の新興国まで広くカバーしている。
【主な著書・論文】
「Resurgence Of M&A Activities In Japan And How Deal Levels May Be Boosted
By Recent Amendments To The Companies Act」
(「Expert Guide - Mergers & Acquisitions」ウェブサイト 2015年6月)(共著)、
「Japanese cross-border M&A」
(「Financier Worldwide」ウェブサイト 2015年2月)(共著)、
「ASEAN諸国の特許制度」
(PHARMSTAGE 2014年11月号)、
「韓国大法院判決における通常賃金の見直し」
(ビジネス法務 2014年7月号)、
「Funds: Private Equity, Hedge and All Core Structures」(日本関連部分)
(Wiley 2014年)(執筆協力)、
「トルコにおけるM&A」
(国際商事法務 Vol.41、No.11 2013年)(共著)、
「アジア・新興国の会社法実務戦略Q&A」
(商事法務 2013年)(共著)、
「Joint Venture」(日本関連部分)
(European Lawyer Reference 2012年)(共著)、
「各国のコーポレートガバナンス<第11回>韓国」
(「月刊監査役」No.600 2012年6月号)(共著)、
「ANALYSIS 公開買付け」
(商事法務2009年)(共著)、
「フランスにおける上場会社の買収手続上の留意点」
(国際商事法務2008年6月号、Vol.36 No.6)。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 金融財務研究会
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