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日時: 平成27年8月26日(水)午後1時00分〜午後5時00分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 35,000円(お二人目から30,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
M&Aにおける企業評価の中で最も一般的な評価方法であるDCF法に焦点を当てて解説します。
本セミナーでは、DCF法の全体的な評価プロセスを説明し、次に各プロセスで理解すべき基本的な考え方やロジック、評価上の留意点を分り易く解説します。また、エクセルによる計算事例を通して評価計算を具体的に示し、DCF評価の理解向上とDCFによる計算能力の向上を計ります。
本セミナーではエクセル計算事例によって以下の内容を具体的に解説します。
DCF法による標準的な評価計算プロセス、事業計画の策定とフリーキャッシュフローの算定、資本コスト(WACC)の算定、事業価値、株主価値の算定と投資採算、投資と成長の関係と残存価値へ及ぼす影響、デューデリジェンス結果のDCF評価への反映のさせ方について順次解説します。
講義内容
* 企業価値の概念と評価方法の概要
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DCF法の計算構造と算定プロセス
* 事業計画の作成、デューデリジェンスの反映
* 将来キャッシュフローの算定
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割引率(資本コスト)の測定
* 残存価値の算定における投資と成長の影響
* 事業価値、株主価値の算定
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ネット有利子負債の算定
* DCF算定結果の倍率法による検証
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評価に関わるその他の留意事項
・コントロールプレミアム及び非流動性ディスカウント ・IRRと買収判断(買収価格、買収ファイナンス、PPA)
セミナーで使用するパソコンは主催者が準備します。
教材のエクセルファイルはCDで提供します。CDはお持ち帰りできます。 |
講師経歴: 昭和46年3月東北大学経済学部卒業、 同年4月外務省入省、 昭和47年4月総理府転属、 昭和49年10月等松青木監査法人(現、有限責任監査法人トーマツ)入所、 以後平成4年まで監査部門勤務、その間、米国シアトル市、英国ロンドン市の デロイト・トウシュ会計事務所に各4年間出向、多くのM&A案件にも携わる。 平成5年よりコーポレートファイナンス部門 (現在のデロイトトーマツ
ファイナンシャルアドバイザリー株式会社)に転属、 デューデリジェンス、企業評価、M&Aアドバイザリー業務に従事、 特に企業評価に関する業務を担当し、 平成24年9月同法人を退職し、 現在、企業評価等に関連したコンサルティング業務に従事している。
専門分野: M&A取引に関連した株式評価、事業評価、TOB、MBOに関連する評価、デリバティブ(優先株式、転換社債、ストックオプション等)、組織再編(合併、株式交換、会社分割)に伴う各種比率算定。無形資産、有形資産の公正価値評価、パーチェスプライスアロケーション(PPA)、訴訟関連の評価。その他M&A関連業務として海外、国内のM&A案件に関するコンサルティング、財務デューデリジェンス、アドバイザリー。
主な著書: 「税務コンサルタントポケットブック」中央経済社、 「海外進出実務ハンドブック」共著 清文社、 「M&A実践のノウハウ」共著 東京経済情報出版、 「M&Aの企業価値評価」共著 中央経済社、 「企業再編」共著 清文社、 「M&A無形資産評価の実務」共著 清文社、 「企業価値評価の実務(新版)」清文社。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 経営調査研究会
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