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日時: 平成27年10月19日(月)午後2時00分〜午後5時00分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 34,700円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
東芝では本年4月3日に、過年度における不適切会計処理疑惑の発表があって以来、発表の都度不適切会計処理額が膨らみ、8月18日には2,130億円に達しました。
調査のため2014年度決算と、過年度決算の訂正発表を8月31日まで延期していたのですが、8月31日には、更に調査が必要な事項が見つかったとして、9月7日まで再延期することを発表しました。
これまでに発表された不適切会計処理額は決して小さい金額ではありませんが、今後発表をされる金額を含めても、東芝の規模からすると屋台骨を揺るがすほどのものではなく、外部からの財務分析では発見が困難な程度のものです。
ただ、東芝の財務情報からは、東芝の脆弱な財務体質と、不適切会計処理に走りやすい構造が浮かび上がってきます。今回の不適切会計処理の発覚は、リスクの危険性を知らせる警鐘として受け取るべきと考えます。
本講座では、東芝の過年度財務諸表などの分析により不適正会計処理の発見を試み、併せて今後の防止策などを探ります。東芝が抱えるリスクの大きさとその危険性についてどの程度まで財務諸表などから察知できるかを検討します。
1.東芝の財務体質について
2.今回の不適切会計処理の全貌とその背景について
3.不適切会計処理が財務分析によりどの程度まで発見できるか
4.財務分析によるリスクの調査
5.結論
【講師紹介】
1957年 一橋大学経済学部卒業
同年4月 日綿実業株式会社(現双日株式会社)入社、国内審査部長、
関係会社高愛株式会社常務取締役を歴任
1991年 公認会計士事務所開設
【主な著書】
「倒産予知のための財務分析」
(商事法務研究会 1985年3月)、
「与信限度の設定と信用調書の見方」
(商事法務研究会 1998年11月)、
「いまさら人に聞けない「与信管理」」
(セルバ出版 2002年4月)、
「粉飾決算を見抜くコツ(改訂新版)」
(セルバ出版 2009年12月)、
「いまさら人に聞けない「キャッシュフロー」の実務」
(セルバ出版 2006年6月)、
「黒字倒産と循環取引−および粉飾企業の追跡調査」
(税務経理協会 2009年1月)、
「リスク重視の企業評価法」
(税務経理協会 2010年9月)、
「最新 粉飾発見法−財務分析のポイントと分析事例−」
(税務経理協会 2012年4月)、
「最近の粉飾−その実態と発見法−(第6版)」
(税務経理協会 2015年8月)。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 経営調査研究会
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