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企業集団内部統制と経営監査・業務監査
〜より有効なガバナンスの取り組みについて〜
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日時: 平成27年11月25日(水)午後1時00分〜午後4時30分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 35,100円(お二人目から30,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
企業価値向上・持続的成長のために、コーポレートガバナンスへの取り組みが強化される中、不適切・不正会計、不正・不法行為、海外子会社におけるトラブルなど、ガバナンスやマネジメントの失敗や不全、無効化や形骸化による事件や事故が相次いでいます。
会社法の改正を契機に、複数の独立社外取締役の選任、取締役会の監督機能の強化、監査等委員会設置会社への移行等、法規・制度への対応を進める中で、ガバナンスを有効かつ効率的に機能させる企業集団内部統制とガバナンスの状況を適時適切に監視・監督するための経営監査や業務監査のあり方が改めて問われています。
本講義では、ガバナンスやマネジメントの重要な構成要素であり、企業管理の両輪である企業集団内部統制と経営監査・業務監査を中心に、制度改正と実務の最新動向を交えながら、より有効なガバナンスの取り組みについて解説いたします。
第一章 ガバナンスの動向 〜 最近の事例と論点
ROEとガバナンス
負のガバナンス・内部統制
会社法解釈指針
監督責任の範囲
第二章 社外役員と経営監査の状況
ガバナンスとモニタリングの実態
社外役員・独立役員の状況
第三章 社外役員とガバナンスのあり方
取締役会、監査委員会、監査役会の構成
企業集団内部統制
コーポレートガバナンス・コード
改正上場規則
議決権行使基準と行使結果
〜質疑応答・コンサルテーション〜
【講師紹介】 早稲田大学商学部卒。 復旦大学留学。 1996年公認会計士二次試験合格、太田昭和監査法人入所。 2003年〜2008年上海大華会計師事務所、上海安永華明会計師事務所にて、 中国現地法人のマネジメント、不正・不祥事、会計、監査、税務等の コンサルティングに従事。 現在、Ernst
&
Youngにて中国をはじめ海外・新興国で事業及びM&Aを 展開する日本企業に対して、リスクマネジメント、内部監査・内部統制、 グループ会社マネジメント、不正・不祥事、ガバナンス・コンプライアンス対応、 進出、事業再編・再構築、M&A及びPMI(買収後統合)、撤退、税務・会計、 IPO(株式公開)支援、調査及び教育研修などの各種コンサルティングを 提供、マネジメント問題に関与。 SAP
GRC & Fraud Management [powered by HANA]、新興リスク・不正/ 贈収賄リスク・M&Aリスク、戦略リスク、Big
Dataによるリスクマネジメントを 推進。 中国、新興国・海外で事業を拡大する日本企業の執筆、論文、講演、官公庁 ・企業内部研修等多数。多数の中国語専門翻訳・専門通訳実績を有する マルチリンガル。
【講演】 金融庁「日本企業のアジア諸国での活動と投資資金 〜中国における会計税務マネジメントと変貌する投資政策」、 東京証券取引所「海外子会社の内部統制と会計不正・不祥事」、 日本内部監査協会「中国・海外事業の拡大とこれからの内部監査」 など、講演、官公庁・企業内部研修等多数。
【著作】
「リスク管理と企業規程の作成・運用実務」(第一法規)、 ブログ「会計士パンダの中国税務会計教室」(2007年〜連載中)
(http://cpa-panda.way-nifty.com/blog/)、 「中国の会計税務詳解」(税務経理協会)、 「中国の会計基準とIFRSとの差異比較」(旬刊経理情報)、 「ケースを知って未然に防ぐ会計不正の処方箋」(企業会計) など、執筆、論文多数。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 経営調査研究会
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