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子会社における不正事案から見た
親会社の責任と対策
〜国内・海外子会社不正への親会社対応の失敗・成功事例から学ぶ
子会社管理のポイント〜
セミナー終了後、講師が受講者の希望に応じて、
個別の相談などに対応いたします。
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日時: 平成28年1月6日(水)午後1時00分〜午後4時00分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 35,000円(お二人目から30,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
講師 早川真崇(はやかわまさたか)氏
渥美坂井法律事務所・外国法共同事業 パートナー弁護士
同事務所BVRプロジェクトチーム・プロジェクトリーダー
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現在、報道で大きく取り上げられている、大手総合化学メーカーグループの子会社である建材会社により施工された杭打ち工事のデータ流用問題に代表されるように、国内・海外子会社の不正が後を絶たない状況にあります。国内・海外子会社でいったん不正が発生すると、親会社の役員の責任等を始め、親会社に様々な負の影響をもたらし、グループ全体の企業価値が毀損されることになります。
内部監査やコンプライアンス担当の皆様は、平時から、子会社管理の一環として、国内・海外子会社の不正のリスクをどのようにして早期に発見するか、さらに一歩進んで、いかに効率的・効果的な不正の予防を行うかという難しい課題に直面されていることと思います。
そこで、本セミナーの前半では、国内・海外子会社で不正が起きる原因・背景と実際に不正が起きた場合に親会社がリーガルな観点からどのような影響を受けるのかなどについて、国内・海外子会社の比較の視点も交えながら、解説いたします。後半では、最近の国内・海外子会社の不正事例を題材に、親会社の不正対応としての失敗例と成功例を比較しながら、子会社の不正リスクの早期発見・不正の未然防止の方策を中心に、親会社による子会社管理のポイントを解説いたします。
1.子会社において不正が起きる原因・背景
(国内と海外子会社を比較しながら)
2.国内・海外子会社で不正が起きた場合に親会社が
受ける影響
(1)親会社役員の責任
(2)多重代表訴訟制度
(3)株主代表訴訟における平成26年最高裁判決を踏まえた
親会社役員のリスク
(4)その他の影響
3.最近の国内・海外子会社における不正事例を題材とした
子会社管理のポイント
(1)最近の子会社における不正事例の傾向
(2)子会社不正における親会社対応の失敗例
(実例を題材にポイントを解説)
(3)子会社不正における親会社対応の成功例
(実例を題材にポイントを解説)
(4)最新の事例紹介など
4.子会社の不正リスクの早期発見・不正の未然防止の
ポイント
(1)子会社の不正リスクの早期発見・不正の未然防止の重要性
(2)子会社の不正リスクの早期発見・不正の未然防止のポイント
(3)その他最新情報など
5. 質疑応答
セミナー終了後、受講者の希望に応じて、
講師が個別の相談(1人につき10分以内)に対応いたします。 |
【講師紹介】
1999年 東京大学法学部卒業、
2000年 検事任官、
2000年〜2014年 東京地検、横浜地検、徳島地検等で勤務、
2006年〜2007年 ワシントン大学ロースクール客員研究員、
2008年 東京地検特別捜査部、
2008年〜2011年 法務省刑事局総務課、
2014年 弁護士登録 渥美坂井法律事務所・外国法共同事業入所
現在同事務所パートナー。
主な取扱業務:
企業不祥事、危機管理、コーポレートガバナンス、コンプライアンス、刑事企業法務、規制法対応、証券訴訟・国際訴訟を含む訴訟・紛争解決、一般企業法務、再生可能エネルギー、刑事弁護等。
主な著作:
「企業犯罪・企業不祥事対応において企業価値の早期回復・再生を
どう行うか」
月刊ザ・ローヤーズ10月号 (2015) <共著>
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 経営調査研究会
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