|
ご好評につき内容をリニューアルして再演
景品表示法改正とウェブマーケティング
〜ガイドラインと事案から学ぶ表示管理体制〜
|
日時: 平成28年2月17日(水)午後1時00分〜午後4時00分
|
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 34,700円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
講師 野村亮輔(のむらりょうすけ) 氏
弁護士法人 赤れんが法律事務所
パートナー 弁護士
|
インターネットでの広告宣伝活動は、現在の企業活動に欠かせないものとなっていますが、景品表示法は、景品表示に関する管理上の措置の明文化(平成26年6月)、課徴金導入(同11月)と重要改正が相次ぎました。具体的事案を見ても、27年2月には、23年3月以来47か月ぶりに1カ月7回(13社)の措置命令が発せられた他、裁判でも、27年1月にクロレラ事件京都地裁判決、同年4月にはS社への措置命令の執行停止など、注目すべき具体的事案が相次いでいます。また、27年4月には機能性食品制度、6月には地理的表示保護制度が始まり、表示関連の制度から目を離すことができない状況が続いています。
本講座では、高まる景品表示法リスクに対応するため、景品表示法の概説(改正部分含む)の後、ガイドラインと多くの過去命令事案を分析することにより、インターネット上のマーケティング活動を展開していく上での景品表示法上の注意点をわかりやすく解説いたします。
1.景品表示法における不当表示(概説)
(1)優良誤認表示
(2)不当誤認表示
(3)不実証広告規制 〜「合理的な根拠」の提出は可能か
2.インターネット上の広告表示
(1)電子商取引準則 〜インターネット表示に関する諸論点
(2)消費者庁平成23年ガイドライン
(「インターネット消費者取引に係る広告表示に関する景品表示法上の問題点及び留意事項」)
〜ガイドラインの5類型(フラッシュマーケティングなど)概説
3.近時の問題
〜ステルスマーケティングと景品表示法、ネイティブ広告の問題点
4.過去の命令事案から学ぶ
(1)過去事例
a.微妙事案(他規制法遵守型、取引業者起因型など)
b.大規模事業者事案(社内連携失敗型、競争激化型など)
c.打消し表示失敗型事案
他、知っておくべき過去事例を解説します。
(2)最近の命令事案から
平成27年の措置命令事案の分析検討の他、注目すべき事案を解説します。
5.不当表示を起こさないために
(1)不当表示発生後の対応について
(2)表示コンプライアンス体制の整備・表示等管理担当者
〜社内の表示等管理体制を機能させるために
(3)課徴金リスク〜独占禁止法との比較から
〜今後予想される問題点など
【講師紹介】
東京大学法学部卒。2007年弁護士登録。弁護士法人赤れんが法律事務所東京事務所所長。普段の業務では景品表示法の他、労働紛争、コーポレートガバナンス、IPO支援など企業法務一般を取り扱う。
著書・論文: 「ウェブマーケティングにおける表示の問題」(ビジネス法務2015年2月号)、 「表示担当者のためのはじめての景表法セミナー」(同2015年5・6月号)。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
|
|
主催 経営調査研究会
Copyright © KINYUZAIMU KENKYUKAI Co.,Ltd. All Rights
Reserved. |
|
|