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医薬品・医療機器業界における
コンプライアンス(贈賄防止)体制


日時: 平成28年6月29日(水)午後2時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,500円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 立石竜資(たていしりょうすけ)氏 
ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)
弁護士

 ヘルスケア業界、なかでも医薬品、医療機器業界においては、さまざまな場面で医療従事者との関わり合いが生じることから、贈賄の防止・公正競争の維持が常にコンプライアンス上の主要なテーマの一つとなっています。しかし、多くの企業が法令遵守を掲げているにもかかわらず、贈賄罪による摘発や公正競争規約違反の事案が後を絶たないのが現実です。したがって、これらの業界における企業にとっては、コンプライアンス体制が適切に整備されているか、有効に機能しているか不断に見直すことが必須となっています。
 本講演では、このような状況を踏まえ、医薬品、医療機器業界の企業の法務・コンプライアンス担当を主たる対象として、具体的な事例に触れながら、医療従事者との関わり合いが生じる様々な場面ごとに、実務上の留意点を説明します。製薬会社、医療機器メーカーの贈賄防止コンプライアンス体制の構築・監査等の経験を多数有する講師が、この経験を踏まえ、各企業が備えるべきコンプライアンス体制について実務に即した解説を致します。



1.法令・公正競争規約違反事例の検討
(1)過去の違反事例(寄付、研究支援、講演会等に関する事例)
(2)各業界における違反の傾向、問題の発生しやすい活動
       
2.医療従事者との関わり合いの具体的場面毎の検討
(1)主要なルール(寄付、講演会、市販後調査依頼等)
(2)実務上の問題点及び留意点
(3)比較広告に関する実務上の留意点
       
3.コンプライアンス体制の構築・運用
(1)備えるべきコンプライアンス体制の内容
(2)監査・トレーニングの実施
       
4.質疑応答



本セミナーに限り法律事務所ご所属の方は
お断りさせていただきますことをご了承願います。



【講師略歴】
1998年東京大学法学部卒、
2007年早稲田大学法科大学院卒、
2008年同事務所入所(1998年から2004年まで住友商事勤務)。
コンプライアンス、紛争解決を専門とし、とりわけヘルスケア業界における法令順守体制構築支援(汚職防止等)、ライセンス契約等の取引に関する法的助言、製造物責任に関する紛争解決等に多数関与。ヘルスケア業界のコンプライアンス関連の講演多数。

<著作>
「米英中当局による執行の動向と対策」
(ビジネスロー・ジャーナル2015年11月号(共著))、
「英国贈収賄禁止法」
(ビジネスロー・ジャーナル2011年8月号(共著))。 


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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