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マイナス金利と規制強化の下における
リスク統制と収益統制の実際
〜金融機関のリスクガバナンス高度化対応の実務〜
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日時: 平成28年7月1日(金)午後1時30分〜午後4時30分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 35,000円(お二人目から30,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
講師 浜田陽二(はまだようじ) 氏
アビームコンサルティング株式会社
金融・社会インフラビジネスユニット シニアエキスパート
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バーゼルIIIをはじめとする金融規制内容が徐々に最終化されていく中、マイナス金利適用という新たな環境変化が加わり、リスクガバナンス面でもう一段の高度化が迫られる状況へと変化してきました。
運用利回りが劇的に低下する懸念がある一方、外貨調達コストは逆に上昇する懸念もあり、ポートフォリオのあり方やリスク管理をどのように改善させていくべきかを早急に考える必要があります。
業務運営上の絶対条件である規制値をクリアしつつ、社内統制としてはどのような点に留意していくべきかを整理し、環境変化に強いガバナンス態勢構築を目指します。
1.外部環境と規制要件の整理
(1) 外部環境変化による懸念事項
(2) 懸念事項に関連する規制要件
(3) 統制するべき項目の抽出
2.リスク管理高度化と収益統制上の課題
(1) 外貨流動性リスク管理と外貨ALM管理
(2) 海外向け貸出
(3) 負債統制方法の検討
(4) 管理会計の精緻化
3.リスクガバナンス高度化対応
(1) RAF態勢構築との関連性
(2) 経営計画・業務計画への反映
(3) リスクと収益の一体管理の検討
〜質疑応答〜
【講師紹介】
1989年慶應義塾大学卒業。(株)日本債券信用銀行(現あおぞら銀行)入行。金融法人部門、運用部門(特定取引勘定、銀行勘定)、金融商品開発部門等を経験。2006年みずほ証券(株)入社、財務企画部門を経験の後、2014年2月から現職。
著書:
「13歳からの投資のすすめ」
(2006年 共訳、東洋経済新報社)、
「バーゼルIII流動性規制が変えるリスク管理」
(2014年3月、金融財政事情研究会)。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 金融財務研究会
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