ライトアセット企業のM&A法務
〜無形資産が重要な企業のM&Aで、
法務の観点から気を付けること〜
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日時: 平成28年7月13日(水)午前9時30分〜12時30分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 34,800円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
講師 戸倉圭太(とくらけいた) 氏
アンダーソン・毛利・友常法律事務所
パートナー弁護士・NY州弁護士
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そこで働く人のクリエイティビティ、スキルや人的ネットワーク、知的財産等の無形資産に企業価値の源泉がある企業のM&Aでは、法務の観点からどのようなことに気を付けたらよいのでしょうか。
本セミナーでは、無形資産が企業価値の中心を占める企業を、工場不動産や機械設備等の有形資産が大きなウェイトを占める伝統的製造業の「ヘビーアセット」(Heavy Asset)企業との対比において、「ライトアセット」(Light Asset)企業と称し、そのM&Aの局面で留意すべき法務の各ポイントについて、豊富な実例を交えて論じていきます。また、近年では、製造業・非製造業問わず、企業が非連続の成長を目指すための手段として、IT・インターネット等の分野のスタートアップ企業に積極的に投資する例が増えていますが、これらの企業はライトアセット企業の代表例といえます。本セミナーでは、スタートアップ企業への投資に特有の留意点についても取り上げます。
M&Aについてある程度知識があることを前提としますが、必要に応じて通常のM&Aの基礎も交えて説明しますので、奮ってご参加下さい。
1 ライトアセット企業の特徴
2 スタートアップ企業に特有の留意点
3 事業会社(買手)から見たライトアセット企業M&Aの論点
4 法務デュー・デリジェンスの留意点・重点確認分野
5 キー・パーソンのリテンション
6 M&A対価をめぐる問題(アーン・アウトの活用可能性等)
7 その他のM&A契約上の留意点
【講師紹介】
2005年弁護士登録、アンダーソン・毛利・友常法律事務所入所。
2008年-2009年、大和証券SMBC(当時)の投資銀行部門に出向、M&Aアドバイザリー業務に従事。
2011年-2012年、Slaughter and Mayに出向、ロンドンにて多数のクロスボーダーM&A案件に取り組む。
2012年6月、NY州弁護士登録。
2014年1月よりアンダーソン・毛利・友常法律事務所パートナー。
2016年4月より成蹊大学経済学部非常勤講師。
専門分野:
M&A、ベンチャー企業支援、知的財産法。とりわけ、IT/ネット、金融、メディア、音楽出版、エンタテイメント(ゲーム等)業界の案件の経験が豊富。
主要著書・論文(最近もの):
"Mergers & Acquisitions 2nd Edition" (Japan Chapter)
(Thomson Reuters, 2016年)(共著)、
「社外取締役の独立性と取締役会の多様性」
(「経営倫理」No.80 2015年10月25日号)、
「キャッシュ・アウトに係る英国の法制と日本における制度設計への示唆〔上〕〔下〕」
(「旬刊商事法務」 No.1970 2012年7月5日号、No.1969 2012年6月25日号)。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 金融財務研究会
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