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海外発電事業に関する法務と実務


日時: 平成28年7月27日(水)午後2時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,700円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 横井邦洋(よこいくにひろ)氏
アンダーソン・毛利・友常法律事務所 弁護士

 近年、政府が掲げるインフラシステム輸出戦略の下で、日本企業が新興国を中心に海外インフラプロジェクトへ参画する機会が拡大しています。その中でも、海外発電事業は、電力需要の拡大に伴う新興国での案件の増加、収益の安定性などから有望な分野として、従来から多くの日本企業に注目されてきましたが、国内プロジェクトとは異なる海外事業の実施環境、事業リスクの大きさや現地政府・企業との交渉など法的リスクを含む様々な課題に直面している例も見られます。
 そこで、本セミナーでは、多数の海外発電プロジェクトに関与した実績を有し、事業会社への出向経験も有する講師が、アジアを中心とした海外発電事業に取り組む際に法的に留意すべき点とこれに関する実務上の対応について解説いたします。



1.プロジェクトへの投資検討段階での諸問題
(1)入札条件の検討
(2)コンソーシアムの組成
(3)合弁契約、株主間契約
(4)電力購入契約その他プロジェクト関連契約のリスク分析
       
2.資金調達(海外プロジェクトファイナンス)
(1)金融機関によるデュー・ディリジェンスへの対応
(2)融資関連契約・担保設定契約に関する留意点
       
3.開発・運営中の諸問題への対応
(1)商業リスクへの対応
(2)オフテイカー・政府機関に起因するリスクへの対応
       
4.事業からの撤退の場面において留意すべき事項
(1)プロジェクトからの撤退
(2)保有資産の売却



【講師略歴】
2002年東京大学法学部卒業。
2003年弁護士登録。
同年よりアンダーソン・毛利・友常法律事務所勤務。
2010年University of California, Los Angelesロースクール (LL.M) 卒業。
2010年インドのJ Sagar Associates法律事務所勤務。
2011年ニューヨーク州弁護士登録。
2011年〜2012年オーストラリアのCorrs Chambers Westgarth法律事務所勤務。
2012年〜2013年国内電気事業会社出向。
主な取扱分野は、国内外のエネルギー・インフラ案件、プロジェクトファイナンス・PFI/PPP等。
著作として、
"The Energy Regulation and Markets Review (Fourth Edition)" (Japan Chapter) ( Law Business Research Ltd. 2015)(共著)ほか。 


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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