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日時: 平成28年8月4日(木)午後2時00分〜午後5時00分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 34,400円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
講師 高橋 均(たかはしひとし)氏
獨協大学法科大学院 教授
(元・新日本製鐵(株) 部長)
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株主代表訴訟は、その法構造や手続きが通常の民事裁判と異なる特徴を持っています。そこで、株主代表訴訟が提起されて慌てることのないように、実務対応と備えは重要です。また、平成27年5月1日から施行された改正会社法においても、多重代表訴訟制度の創設や完全親子会社形態における原告株主要件の緩和など、留意すべき改正も行われています。
今回のセミナーでは、株主代表訴訟に関する会社法の規定を、制度論のみならず手続き面も含めて確認した上で、各々の節目で会社としてどのような実務対応を考えるべきか、実例も踏まえながら基礎から解説いたします。
株主代表訴訟制度について、適切な理解をしておくべき法務や総務部門は元より、コーポレート部門の役職員の方にとって有益な内容となっています。
1.株主代表訴訟の法構造と特徴
(1)会社訴訟の相関関係
(株主代表訴訟制度の位置付け)
(2)株主代表訴訟の法構造と手続き
2.株主代表訴訟と判例
(1)会社役員の損害賠償が認容された判例
(2)近時の株主代表訴訟の判例の特徴
3.株主代表訴訟制度の経緯と規定の変遷
(1)制度導入の経緯
(2)会社法の新たな規定
4.株主代表訴訟に対する実務対応
(1)株主による提訴請求段階
a.提訴請求受領後の対応
b.調査開始にあたっての留意点
c.具体的な調査の実践とやり方
d.調査報告書のまとめ
e.不提訴理由書の事例と検討・分析
(2)本訴後の対応
a.株主への公告・通知
b.訴訟代理人の選任・会社の補助参加の実務
c.会社の対抗措置
5.平成26年改正会社法
(1)多重代表訴訟制度創設の内容と実務
(2)原告適格要件の緩和措置
6.まとめ
(株主代表訴訟を提起されないために留意すべき実務)
*扱う項目や順番については、
最新の情勢等も反映する意味から、若干の変更もあり得ます。 |
【講師略歴】
一橋大学大学院博士後期課程修了、博士(経営法)。昭和55年新日本製鐵(株)(現、新日鐵住金(株))入社。平成22年より現職。法理論と実務の双方向からアプローチした明快で分かり易い講義は、絶大な支持を得ている。
【著書】
『株主代表訴訟の理論と制度改正の課題』
(単著 2008年)、
『会社役員の法的責任とコーポレート・ガバナンス』
(共編著 2010年)、
『監査役監査の実務と対応(第5版)』
(単著、2016年)
以上 同文館出版、
『グループ会社リスク管理の法務(第2版)』
(単著2015年)中央経済社、
『新版・会社法実務スケジュール』
(共編著、2016年)新日本法規出版、
他多数。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 経営調査研究会
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