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公募信託社債の法務と実務

〜開示規制などを基礎から分かりやすく解説〜


日時: 平成28年11月15日(火)午後2時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,800円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 島田稔夫(しまだとしお) 氏 
ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)
パートナー弁護士

 会社法の施行により導入された信託社債(信託の受託者が発行する社債であって、信託財産のために発行するもの)は、当初は機関投資家等を対象とした私募による発行のみが行われてきましたが、2013年に本邦初の公募による発行が行われて以降、公募信託社債が継続的に発行されており、個人投資家等も対象とする金融商品として定着してきています。
 本セミナーでは、信託社債に関する基礎的な知識や基本的な用語・概念を説明した上で、公募信託社債の発行事例等の具体例を解説します。また、公募信託社債には金融商品取引法に基づく開示規制が適用されますので、その概要を説明した上で、発行時及び発行後に適用される開示規制を分かりやすく解説することにより、これから公募信託社債の組成・発行に取り組まれようとする方などに役立つ情報を提供させて頂きます。


1. 信託社債の基礎
(1) 信託社債とは
(2) 信託社債に関する基本的な用語・概念

2. 公募信託社債の具体例
(1) 公募信託社債の発行事例
(2) 典型的なスキーム
(3) 関連する契約等

3. 公募信託社債に関する開示規制
(1) 開示規制の概要
(2) 発行開示
(3) 継続開示

4. 公募信託社債に関する実務上の留意点

5. 質疑応答


【講師略歴】
1998年早稲田大学法学部卒業、2003年弁護士登録、2008年ペンシルバニア大学ロースクール修了(LL.M.)、2009年ニューヨーク州弁護士登録。
弁護士になる前は大手総合電機メーカーに勤務。2008年から2010年にかけて大手銀行英国現地法人、ベーカー&マッケンジーロンドンオフィス、大手信託銀行に出向。
公募信託社債等の信託を利用した各種金融取引・金融商品、債権の流動化・証券化等のストラクチャード・ファイナンスを始めとして、プロジェクト・ファイナンス、買収ファイナンス、不動産ファイナンス等の各種ファイナンス案件を中心に取り扱う。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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