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日本企業がグローバル市場で直面する
製品安全問題と「リコール」リスクマネジメント
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日時: 平成28年12月2日(金)午後1時30分〜午後4時30分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 34,700円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
講師 池田順一(いけだじゅんいち)氏
長島・大野・常松法律事務所
パートナー 弁護士
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近時、欧州や米国のみならず、新興国においても製品安全への関心が高まり、各国は製品安全に係る規制を整備し、強化するなどの取り組みをしているところです。他方で、我が国製造業の海外売上高の比率は上昇の一途をたどっており、また、世界的傾向として人・商品・資本の自由な移動が促進される経済状況の中、今や日本企業の製品は、世界の主要なマーケットに広く行き渡っています。このような中、グローバル市場における製品問題によるブランド価値の毀損を避けるためにも、重要な経営上のコンプライアンス問題の発生を未然に予防するためにも、各国市場における規制を遵守しつつ、適切かつ有効な市場措置を実施することが求められます。ところが、慣れ親しんだ国内市場とは異なり、海外市場における製品安全問題への対応については、必ずしも十分な経験の蓄積がなく、対応が後手に回る企業も少なくないのではないでしょうか。
本セミナーでは、日本企業が直面するグローバル市場における製品安全問題と、海外で製品の安全問題が発生した場合に問題となるリコールその他の市場措置にかかるリスクマネジメントにおける留意点について解説を行います。
1.グローバル市場における製品安全問題の動向
2.失敗事例から考える海外での市場措置における問題点
3.欧州における市場措置実施上の留意点
4.米国における市場措置実施上の留意点
5.その他の市場における動向
6.まとめ
【講師紹介】
1993年早稲田大学法学部卒業。2000年サザンメソジスト大学ロースクール(LL.M)卒業。1996年に東京地方裁判所判事補に任官し、2006年に最高裁判所事務総局民事局局付を最後に退官し、2006年弁護士登録(第一東京弁護士会)。経済産業省経済産業政策局産業資金課課長補佐として産業金融行政にも携わる。他の公職としては法務省法制審議会幹事。PL研究学会会員。主な取扱分野の一つとして、国内及び海外の製品安全問題・製造物責任問題を扱っている。
主な著書・論文:
The International Comparative Legal Guide to: Product Liability 2015 第22章「Japan」(共著)、Product Liability-Japan(Lawyer Monthly Magazine 64-15 Edition)等
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 経営調査研究会
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