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財務・税務デュー・デリジェンス
〜基本的な枠組みと押さえておきたい重要ポイント〜
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日時: 平成28年12月21日(水)午後2時00分〜午後5時00分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 37,400円(お二人目から32,000円) 書籍ご持参の方は、2,700円引きとなりますので
(店頭販売価格とは異なります)
お申し込みフォーム備考欄にご記入ください。
(消費税、参考資料を含む) |
講師 佐和 周(さわあまね)氏
佐和公認会計士事務所 代表
ASA IFRSサービス株式会社 顧問 公認会計士・税理士
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デュー・デリジェンス(DD)とは、買収対象となる企業等を対象として行う調査をいい、このうち会計・税務分野の財務・税務DDにおいては、買収対象企業の実態を数値面から把握し、リスクを特定するという作業を行います。この作業には、「資産・負債の評価」や「税務申告書の分析」を超える視点が求められるため、ある種のコツが必要になります。
本セミナーでは、財務・税務DDの基本的な枠組みを解説しながら、どこを見るべきか、重要度の高いポイントを分かりやすく解説します。
1. 財務・税務デュー・デリジェンスとは
(1) 財務・税務DDの概要
(2) 買収の流れと財務・税務DDの位置付け
(3) 法務DD・ビジネスDDとの連携
(4) 財務・税務DDと企業評価との関係
(5) 財務・税務DDとストラクチャリングとの関係
2. 基礎情報分析
(1) 基礎情報分析のポイント
3. 財務デュー・デリジェンス
(1) 貸借対照表分析のポイント
(2) 損益計算書分析のポイント
−正常収益力分析の重要性
(3) キャッシュ・フロー計算書分析のポイント
−運転資本分析の重要性
(4) 事業計画分析のポイント
4. 税務デュー・デリジェンス
(1) タックス・ポジションの把握
(2) 税務調査結果の分析のポイント
(3) 税務申告書の分析のポイント
(4) ストラクチャリングへの影響分析のポイント
(5) 個別論点への対応
−関係会社取引・組織再編・海外取引など
5. DD結果に対する対応
(1) DDレポートの記載事項
(2) 買収価格への反映
(3) 買収契約書上の条項への反映など
提供図書:佐和 周氏著
「M&Aにおける 財務・税務デュー・デリジェンスのチェックリスト」
中央経済社 2016年9月 3,456円(税込) |
【講師略歴】
1999年 東京大学経済学部を卒業、同年朝日監査法人(現 有限責任 あずさ監査法人)に入所。日系グローバル企業や外資系企業の監査のほか、財務デュー・デリジェンス業務や企業価値評価業務等に従事。2008年
英国ケンブリッジ大学経営大学院(Cambridge Judge Business School)首席修了(MBA)。2009年 KPMG税理士法人に転籍。日系グローバル企業や外資系企業の税務申告のほか、国内・海外税務デュー・デリジェンス業務や国際税務に係るアドバイザリー業務等に従事。2011年
佐和公認会計士事務所を開設。財務・会計・税務の面から、日本企業の海外進出をサポートしている。
【主な著書】
『M&Aにおける 財務・税務デュー・デリジェンスのチェックリスト』、『海外進出・展開・撤退の会計・税務Q&A』、『これだけは押さえておこう国際税務のよくあるケース50』、『海外進出企業の税務調査対策チェックリスト』、『貸借対照表だけで会社の中身が8割わかる』、『英和・和英 海外進出の会計・税務用語辞典』(中央経済社)など。その他、旬刊『経理情報』など、雑誌への寄稿も多数。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 金融財務研究会
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