IR推進法(カジノ等推進法)下での
IR施設の法的な検討


日時: 平成29年3月7日(火)午後1時30分〜午後4時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,900円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 伊藤哲哉(いとうてつや)氏 
アンダーソン・毛利・友常法律事務所
パートナー弁護士 

 2016年12月、特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律(IR推進法)が成立し、施行された。
 今後のスケジュールは、2017年早々に、内閣総理大臣を本部長とするIR推進本部が設置され、ギャンブル依存対策基本法が通常国会に提出され、さらに同年中に、IR実施法案が国会に提出されるというものである。これまでの道は平坦ではなかったが、現時点でも新たに解禁されるIR施設の全貌はまだ明確ではない。
 なぜならば、IR推進法はIR施設の設置・運営を具体的に規定するのではなく、それに向けた立法その他の措置をなすための手順や日程を規定するプログラム法案であり、その具体的な内容は今後定められるからである。
 本セミナーは、このような状況下においてIR施設の設置・運営に関する法的な論点を検討する。



1. IR推進法の経緯と内容
(1) これまでの経緯と今後の流れ
(2) 具体的な内容

2. 地域、事業者、カジノ管理委員会

(1) 地域の指定
(2) 事業者の資格と選定
(3) 国、地方公共団体、事業者の役割分担
(4) 選定プロセス
(5) カジノ管理委員会の位置づけと役割

3. 投資ストラクチャ−
(1) 施設の建築、所有、運営の関係
(2) 複合施設
(3) 投資・ファイナンス手法

4. 弊害の除去、公営競技等との関係

(1) 刑法上の賭博罪・賭場開張罪
(2) ギャンブル依存症
(3) マネーローンダリング
(4) 犯罪防止・治安維持・青少年の育成
(5) 公営競技(競馬、競輪、競艇、オートレース)
(6) パチンコ


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
一覧に戻る

Copyright © KINYUZAIMU KENKYUKAI Co.,Ltd. All Rights Reserved.