女性管理職とメンタルヘルスの問題点

管理職として知っておくべき
女性社員への具体的な対応方法


日時: 平成29年4月21日(金)午後2時00分〜午後4時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 28,000円(お二人目から23,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 矢島新子(やじましんこ) 氏
ドクターズヘルスケア産業医事務所代表 
山野美容医療短期大学客員教授

 政府が2020年までに女性管理職3割目標を掲げたことより、現在、様々な企業で女性管理職、幹部候補の育成が活発化しています。矢島先生はこれまで20社ほどで産業医としてコンサルティングを実施しており、クライアントである外資系企業では、「多様性diversity」の推進から既に女性管理職の登用は進んでいます。しかし、そのなかで企業側から「管理職に昇進した女性によるパワハラ」や「感情コントロールの問題」などの相談が急増し、その一方、女性管理職自身からの相談も増加しています。問題の原因として、更年期障害や月経関連のメンタル症状など医学的問題が含まれるケースが多くみられます。さらに、女性ならではの社会的心理的背景も存在します。このようなデリケートな問題に職場が対応するには、ある程度の専門的知識とスキルが必須となります。
 本研修では、実際の職場での相談内容をもとに管理職や幹部候補女性のメンタルヘルスの問題を医学的、心理学的、社会的見地から分かりやすく説明し、実際のケースを検討していきます。それによって、実際の職場で明日から役立てることにより、より優秀な女性管理職を生み出し会社の活力に繋げて頂くことをターゲットとしております。なお、講師著作「ハイスペック女子の憂鬱」を無料謹呈いたします。



第一部 女性雇用増加で増えるメンタルヘルス問題
1.日本の働く女性のメンタルヘルスの現状
〜なぜ今になって女性のメンタルヘルスの問題が
生じているのか〜
 
2.働く女性のメンタルヘルス問題の概要とそのメカニズム
 
3.女性管理職の育成上生じやすいメンタルヘルス問題 
 
4.働く女性が注意すべきメンタルヘルス疾患〜各論〜
 
 
第二部 女性管理職とメンタルヘルスの問題
〜具体的な対応方法〜

1.女性管理職のメンタルヘルスケースの具体的事例検討
〜女性管理職の管理者、部下、そして女性管理職本人
…各立場の言い分から〜
 
2.女性管理職のケースの対応方法



【提供書籍:講師著作『ハイスペック女子の憂鬱』
(洋泉社 税込1,026円 2017年2月刊行)】



講師紹介:
矢島新子氏
 
ドクターズヘルスケア産業医事務所代表
東京医科歯科大学医学部卒業、医学博士。パリ第一大学医療経済学修士。WHO(世界保健機構)のラオスで活動。産業医として現在まで20社以上の企業で累計1万人以上の社員面談を実施し、メンタルヘルス管理職、一般向け研修、女性管理研修などの多岐にわたる業務に従事。東京女子医大附属女性生涯健康センターにて10年にわたり女性外来担当。今年2月、女性外来や産業医経験をもとに執筆した「ハイスペック女子の憂鬱」を上梓。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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