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好評再演
現場で生かせる!
『英文契約書リテラシー』向上セミナー
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日時: 平成29年6月2日(金)午後1時00分〜午後5時00分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 35,100円(お二人目から30,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
講師 山口 雄(やまぐちたけし)氏
山口国際総合法律事務所 弁護士
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英文契約のリテラシー、すなわち「英文契約書案を正しく(構造、法的意味、ビジネス上の機能を)読解した上で、当該ビジネスに適合する個別修正を提案(他人に説明)する能力」は、一度修得すればビジネス人生で一生使えるスキルです。ただ、英文契約とはいわば英語・法律・英米法・国際ビジネスの峰々から成る大山脈なので、英語が読めるだけ、あるいは日本法の知識があるだけでは足りず、全てを単独踏破して行くのは大変です。
そこで本セミナーでは、段階を追って講義を進めます。まず、基本ツールとしてメタレベルの「視点」を使用して英文契約の全体像を鳥瞰し、次に、応用ツールとして講師作成の実務チェックポイント資料を使用して「神は細部に宿る」個別のポイントを縦走します。初心者の方も経験者の方も、ガイド役の講師と一緒に、「自社の契約書ひな型は、その特徴を理解して活用できる」、「社外からのドラフトは、レビュー全般の確認事項と個別の攻め所・守り所を具体的にイメージできる」という「現場のゴール」を目指しましょう。
I 基礎編(総論) 1 はじめに (1)英文契約では「契約書」が重要になる3つの実務的理由 〜本当に「日本は性善説、外国は性悪説だから」か? (2)英文契約で難しそうな点を分解してみましょう
〜英語(使用言語)・法(法律言語)・英米法(準拠法)・ビジネス(取引実態)、何が実は難しくなくて、何が本当に難しいのか? (3)英文契約を理解するために役立つ視点 〜教科書にはあまり書かれていないこと
2 英文契約書の全体の「型」とその理由
3 英文契約書の各規定の「基本型」とその理由
(1)「権利と義務」の観点から「要件と効果」の形式で規定するのは万国共通 (2)義務・禁止の表現 (3)条件の表現 (4)範囲(限定、非限定)の表現
(5)参考:似て非なる表現集、英語の外来法律用語集、同義語・類語集
II 基礎編(各論) 1 一般条項のポイント (1)「17人の侍」と共演者〜なぜ必要か、それぞれの役割は?
(2)契約の存続・終了(繰り上げ・予定通り・期間延長)を管理する規定のグループ (3)紛争解決を管理する規定のグループ (4)契約類型にかかわらず必要になる技術的規定のグループ
2 実質条項のポイント
III 特別付録:応用編(参考資料)
1 隠れた応用その1:「事前」段階に応用〜MOU
2 隠れた応用その2:「国内」に応用〜国内契約における 英米法型条項の活用
【講師略歴】 弁護士(東京弁護士会所属)。 東京大学教養学部教養学科国際関係論分科卒業、同大学院総合文化研究科国際関係論専攻修士課程修了。新東京法律事務所勤務、ビンガム・坂井・三村・相澤法律事務所(2015年4月よりアンダーソン・毛利・友常法律事務所と統合)勤務を経て、2010年に現事務所を設立。2012年より大橋&ホーン外国法事務弁護士事務所と事務所共同使用。 近時の役職は、日本弁護士連合会国際室嘱託・幹事(2015年はドイツとカナダの国際会議に派遣)、東京弁護士会国際委員会委員・労働法制特別委員会委員等。
主な取扱分野は、 国際取引をはじめ、労働法(特に外資系企業)、コンプライアンス(特にクレーム対応)等の会社法務。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 経営調査研究会
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