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フェア・ディスクロージャー・ルールの
創設に関する実務対応
―企業に求められる情報管理と株主・投資家との対話―
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日時: 平成29年6月21日(水)午後1時00分〜午後4時00分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 34,300円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
講師 辰巳 郁(たつみかおる)氏
西村あさひ法律事務所
カウンセル 弁護士・ニューヨーク州弁護士
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2017年の通常国会で成立した金融商品取引法改正法は、一定の場合に上場企業に未公表の重要な情報の公表を義務づける「フェア・ディスクロージャー・ルール」(以下「FDルール」といいます)の創設をその主な内容の1つとしています。
FDルールは、上場企業の日常的な活動に広く影響を及ぼすものといえ、改正後の条文を踏まえた制度の概要を把握した上で、各社において対応が必要となる事項を洗い出す作業を進めておく必要があると考えられます。
そこで、本セミナーでは、FDルールの創設に伴って各社が必要となる実務対応を円滑に進めるために、改正法の内容はもちろん、インサイダー取引規制との関係、株主・投資家との対話に与える影響等についても明らかにした上で、各社において検討が必要となる事項を整理し、その検討の際の方向性について、分かりやすく解説を加えるものです。
1.FDルールの創設に至る経緯
2.FDルールの趣旨
3.FDルールの概要
(1) 規制の対象者
(2) 情報伝達の主体
(3) 情報の受領者
(4) 規制対象となる情報
(5) 規制対象となる行為
(6) 公表の時期・方法
(7) 違反の効果
4.実務対応
(1) 情報管理規程等の見直し
(2) IRポリシーの見直し
(3) その他
≪講師の略歴≫
2004年東京大学法学部卒業、2012年デューク大学ロースクール卒業(LL.M.)、2005年弁護士登録(第一東京弁護士会)、2013年ニューヨーク州弁護士登録、2005年西村ときわ法律事務所(現西村あさひ法律事務所)入所、2013〜15年法務省民事局(会社法担当、商事課併任)出向、2015年西村あさひ法律事務所に復帰、2017年同事務所カウンセルに就任。
≪主な著作(共著を含む)≫ 「フェア・ディスクロージャー・ルールの導入に関する金融商品取引法改正法案」資料版/商事法務397号(2017)、「吸収合併における株主に対する通知・公告の期間短縮・省略と簡易合併・略式合併」旬刊商事法務2127号(2017)、『会社法実務相談』(商事法務、2016)、「支配株主の異動を伴う募集株式の発行等における株主総会の開催時期」旬刊商事法務2113号(2016)、「総会関連日程の適切な設定」ビジネス法務2016年8月号、「会計監査人の選解任等に関する監査役会等の実務対応」旬刊商事法務2094号(2016)、「剰余金配当に関する株主提案への実務対応と会社法上の論点」旬刊商事法務2087号(2015)、『立案担当者による平成26年改正会社法関係法務省令の解説』別冊商事法務397号(2015)、『一問一答 平成26年改正会社法(第2版)』(商事法務、2015)など。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 経営調査研究会
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