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データの保護と活用の最新論点
〜国内外のデータの保護を巡る最新論点を横断的に整理〜
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日時: 平成29年8月8日(火)午後1時00分〜午後4時00分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 34,800円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
講師 波田野晴朗(はたのせいろう)氏
TMI総合法律事務所
パートナー 弁護士
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AIやIoTなどのデータを活用した新たなビジネスが実現していく中で、データの保護と活用がこれまで以上に重要となってきています。個人情報保護法、知的財産法、競争法と関連する法制度は多岐にわたり、データの活用に関する契約のあり方にも注目が集まっています。
政府においても来年度の法改正に向けた動きやガイドラインの策定などが進められています。さらに、このようなデータの保護と活用に関する議論は日本に留まるものではなく、海外においても議論が進みつつあります。
そこで、本セミナーでは、急速に進むデータの保護と活用に関する法制度の在り方に関して議論を多面的にフォローするための一助となるべく、国内外でのデータの保護と活用に係る最新の議論を横断的に整理します。
1.データの保護と活用
(1)データは誰のものか
(2)論点整理
〜個人情報、不正競争、独占禁止、輸出管理等
2.データの保護と活用に関する現行法
(従前の議論の整理)
(1)個人情報保護法
〜改正法におけるデータ保護・活用の可能性(匿名加工情報等)
(2)不正競争防止法
〜営業秘密による保護とその限界
(3)不法行為その他規制
〜現行法制度の境界線
3.近時の議論
(1)データの保護・活用に向けた法制度
〜匿名加工情報、新たな不正競争行為
(2)データの保護・活用と契約
〜「データの利用権限に関する契約ガイドライン」とは
(3)データの保護・活用と競争政策
4.海外での議論
(1)個人情報保護制度(GDPRを中心に)
(2)データ保護に向けた議論
【講師略歴】
TMI総合法律事務所パートナー弁護士。2001年東京大学法学部卒業。2004年弁護士登録。2005年経済産業省知的財産政策室勤務。2011年ロンドン大学クイーン・メアリー校(LL.M.)卒業。経済産業省勤務時に不正競争防止法等の改正作業に携わる。主に知的財産、IT、データ保護、訴訟、国際取引等を取り扱う。
【最近の著書】
『IT・インターネットの法律相談』(共著・青林書院、2016)、『個人情報管理ハンドブック(第3版)』(共著・商事法務、2016年)、『Q&A営業秘密をめぐる実務論点』(共著・中央経済社、2016年)、『企業のためのサイバーセキュリティの法律実務』(共著・商事法務、2016)等がある。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 経営調査研究会
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