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平成29年度税制改正で変わる
連結納税のM&A・組織再編スキーム
〜平成29年10月1日前後の違いをケーススタディで解説〜
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日時: 平成29年8月18日(金)午前9時30分〜12時30分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 34,600円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
講師 足立好幸(あだちよしゆき) 氏
税理士法人トラスト
公認会計士 税理士
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平成29年度税制改正では、組織再編税制の改正に伴って、連結納税についても大きな改正が行われている。一つは、連結納税創設以来、最大の懸案事項であった『自己創設営業権』の評価を行わなくてよいという改正である。もう一つは、「スクイーズアウトによる完全子法人が特定連結子法人に該当する」という改正であり、「現金を対価に買収すると非特定連結子法人に該当する」という連結納税の原則を変えるものである。この2つの改正によって、平成29年10月1日以後、連結納税のM&A・組織再編の税務上の取扱いが大きく変わることになる。
そこで、本講義では、平成29年度税制改正によって、連結納税のM&A・組織再編スキームの税務上の取扱いがどう変わるのかについて、スキームごとの比較検討を交えながら解説していきたい。
1.連結納税に係る平成29年度税制改正の概要
2.連結納税における時価評価の見直し
(連結開始加入、合併、株式交換等の時価課税の相違点)
3.連結納税におけるスクイーズアウト課税の見直し
4.連結納税のM&A・組織再編スキームのケーススタディ
(連結親法人、連結子法人、買収対象会社、少数株主の税務上の取扱いの改正前後の比較)
@ 連結グループ外の法人を完全子法人化するケース
A 連結グループ外の法人を吸収合併するケース
B 連結子法人が買収会社となるケース
5.改正税法の適用時期の留意点
6.租税回避防止規定の関係について
〜質疑応答〜
【講師紹介】
連結納税を専門にグループ企業の税制最適化、企業グループ税制に係る業務を行う。著書に、『連結納税の組織再編』『連結納税の欠損金Q&A』『ケーススタディでわかる連結納税申告書の作り方』『連結納税導入プロジェクト』『連結納税の税効果会計』(以上、中央経済社)、『連結納税採用の有利・不利とシミュレーション』『グループ法人税制Q&A』『M&A・組織再編のスキーム選択』(以上、清文社)など。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 金融財務研究会
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