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統合型リゾート(IR)プロジェクト参画の留意点

〜海外のIR法制を踏まえた今後の法制の方向性
及び海外事業者との連携の際のポイント〜


日時: 平成30年4月18日(水)午後1時30分〜午後4時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,600円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 阿部裕介(あべゆうすけ) 氏
クリフォードチャンス法律事務所 外国法共同事業
パートナー 弁護士

講師 野村 諭(のむらさとし) 氏 
クリフォードチャンス法律事務所 外国法共同事業
弁護士

 カジノを含む統合型リゾート(IR)は、本年の国会において実施法案が提出され、その後、地方公共団体による事業者選定が行われる見込みです。IRプロジェクトへの参画を見据え、昨年公表された「特定複合観光施設区域整備推進会議取りまとめ」や立法の際に参照されるであろう海外のIR法制を踏まえ、IRプロジェクトに求められる要件及び論点を解説致します。また、IRプロジェクトへの参画には海外事業者との連携が必須となるところ、海外事業者へのアドバイス経験豊富な講師がそのポイントについて解説致します。



1.日本で想定されるIR
(1)日本型IRの全体像
(2)全体のタイムライン
 
2.日本のIR実施法の方向性と、海外のIR法制との比較
(1)IRの要件
(2)IR区域認定
(3)入場制限
(4)業者規制(ライセンス規制、カジノ関連規制、広告規制、金融規制)
(5)納付金・税金
 
3.海外パートナーと協業する際に理解しておくべきこと
(1)海外パートナーの期待値の理解(ストラクチャー、リターン、エグジット)
(2)円滑な協業のための留意点
(3)海外の規制対応
 
4.地方公共団体のIR事業者選定プロセス
(1)選定プロセスの流れ
(2)コンセッション型PFIとの比較における実務的な留意点
(3)実施契約において留意するポイント
 
5.ファイナンスとプロジェクト契約
(1)ファイナンス手法とストラクチャー
(2)プロジェクトファイナンスとバンカビリティ
(3)各種プロジェクト契約(主に建設契約、委託契約)の留意点



【阿部裕介 氏】
2003年弁護士登録、クリフォードチャンス法律事務所へ入所。2009年NY州弁護士登録。大手都銀、日系総合商社ロンドン支店、クリフォードチャンス香港オフィスへの出向・勤務経験あり。現在はクリフォードチャンスのWorldwide Projects Groupに所属し、空港民営化、テーマパーク、ホスピタリティなどの海外スポンサーによる日本向け大型投資案件を多数手がけている。
【野村諭 氏】
2000年弁護士登録、国内大手法律事務所・米国留学・現地事務所勤務を経て、2009年NY州弁護士登録、2010年現事務所入所。クロスボーダーの不動産取引、インバウンド投資案件、ローン取引、買収ファイナンス、ストラクチャードファイナンス、デリバティブ、国際的金融規制・ファンド規制などの規制法対応に従事。 


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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