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ネットコンテンツの法務・広報における
コンプライアンスとトラブル対応
〜著作権コンプライアンスから炎上対策まで、
法律から見た権利侵害の分水嶺と実務的な対応を、
事例を踏まえて解説〜
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日時: 平成30年4月27日(金)午後1時30分〜午後4時30分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 34,400円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
講師 稲垣勝之(いながきかつゆき) 氏
TMI総合法律事務所
パートナー 弁護士・ニューヨーク州弁護士
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近時のデジタル化・ネットワーク化の社会において、インターネットを利用した企業活動は多様化しており、公式ホームページはもちろん、動画サイトやSNSを利用した広報活動、メディア・コンテンツ企業とのコラボレーションによるキャンペーン展開、公式キャラクター等を利用したイメージ戦略や企業ブランド価値の向上など、インターネットコンテンツの効果的な利用は、企業活動を左右する重要な戦略的要素となっております。しかしながら、ひとたびその戦略や対応を見誤ると、マスコミや顧客による批判、SNS上の口コミ等の的になり、レピュテーションの低下やネット上の「炎上」を招き、その後の処理を誤ると、致命的なダメージにつながります。当セミナーでは、主にネット上のコンテンツを取り扱う法務や広報担当者に向けて、留意すべきコンプライアンス上の観点や、問題が生じた場合のトラブル対応について、法的な視点からみた理論的な帰結と、被害を最小限に抑えるための実務的な対応を、裁判例や事例を交えながら、解説します。
1.総論(ネットコンテンツを取り扱う際の基本的視座)
2.企業におけるネットコンテンツを巡るトラブルの類型
(1)水面下のトラブル
ア 知的財産権を理由とするもの
イ 表現内容の当否を問題とするもの
(2)「炎上」トラブル
ア 「身から出た錆」型
イ 「従業員」型
ウ 「とばっちり」型
3.法的観点から分析した権利侵害の分水嶺と
押さえておくべき勘所
(1)ネットコンテンツにおいて留意すべき法的論点とその事例
ア 知的財産権(著作権法、商標法、不正競争防止法)
イ 人格権(肖像、名誉、プライバシーなど)
ウ その他(差別的表現など)
(2)権利侵害の主体
4.企業がとるべき実務的対策とコンプライアンス
(1)事前の予防的対策
(2)事後のトラブル対応
【講師紹介】
2004年早稲田大学法学部卒業。
2006年弁護士登録(59期、東京弁護士会)。2014年南カリフォルニア大学ロースクール卒業(LL.M.,Entertainment Law
Certificate)。
2015年ニューヨーク州弁護士登録。
主な取扱い分野:
知的財産権、IT・通信、メディア・エンタテインメント・スポーツ・ブランド、訴訟等。
主な著書:
「著作権の法律相談(T・U)」(青林書院、共著)、「名誉毀損の慰謝料算定 名誉・信用・プライバシー・肖像・パブリシティ侵害の慰謝料算定実務」(学陽書房、共著)など。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 経営調査研究会
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