FinTech特許と戦略の勘所

〜FinTechビジネスを特許で武装せよ〜


日時: 平成30年5月10日(木)午前9時30分〜12時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 36,600円(お二人目から31,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 河野英仁(こうのひでと) 氏
河野特許事務所 弁理士

 ベンチャーキャピタルによる2017年におけるFinTech投資は2016年の$13.8Bを大幅に上回る$16.6Bとなりました。スマートフォンの世界的普及、AI(人工知能)・ブロックチェーン技術の普及により今までにない新たなFinTechサービス・ビジネスが続々と提供されています。
 この新たなFinTechビジネスを競合他社の参入から守るためにはどうすればよいでしょうか。FinTechはその名の通りベースに「技術」があります。技術がある以上、特許を通じてFinTechビジネスを守ることができます。
 本セミナーでは米国ベンチャー企業・金融機関を中心としたFinTech特許・ビジネス紹介を通じて、FinTech特許取得のコツを学びます。また近年急速に普及しているAI技術・ブロックチェーン技術をわかりやすく解説し、AI×FinTechビジネス、ブロックチェーン×FinTechビジネスの特許の取り方、さらに日本で急増しているFinTech特許訴訟と訴訟リスク低減方法についても解説します。
 


1.2018FinTechトレンド
・分野別FinTechトレンド  
・米国、欧州、アジア地域のFinTech投資
・世界の25FinTech Unicorns

2.FinTechビジネスを特許でカバーするには
・ビジネスモデルと特許〜ビジネスモデル特許の誤解〜
・FinTechビジネスについて特許を取得するための条件
・事例で見るFinTech特許とビジネス
・米国・英国スタートアップを中心とした独創的なFintech特許の解説と、Fintech企業のビジネス 内容を解説
 
3.FinTech特許訴訟に備える
・マネースクウェア・外為オンライン特許権侵害訴訟
・freee・マネーフォワード特許権侵害訴訟   
・特許権侵害リスクを低減するには
 
4.AI×FinTech
・AI技術の基礎知識 ・世界のAI特許動向
・AI技術を用いたFinTech特許の紹介とAI×FinTech企業のビジネス紹介
 
5.ブロックチェーン×FinTech
・ブロックチェーン技術の解説
・ブロックチェーン技術を用いたFinTech特許の紹介とAI×FinTech企業のビジネス紹介
・IoTデバイスとブロックチェーン技術を用いたFinTechビジネス



提供図書:
河野講師の最新著書「FinTech特許入門」
経済産業調査会2017年9月刊\2376-(税込み)



【講師紹介】
1996年立命館大学理工学部電気電子工学科卒業。1998年立命館大学大学院理工学研究科情報システム学博士前期課程修了。1999年弁理士登録。2003年Birch,Stewart,Kolasch,&Birch,LLP(米国Virginia州)勤務。2005年Franklin Pierce Law Center (米国New Hampshire州)知的財産権法修士修了。2007年特定侵害訴訟代理人登録、清華大学法学院(北京)留学。中国知的財産権法夏期講習修了。2009年〜日本国際知的財産権保護協会(AIPPI)「コンピュータ・ソフトウェア関連およびビジネス分野等における保護」に関する研究会委員。2010年北京同逹信恒知識産権代理有限会社にて実務研修。2011年〜東京都知的財産総合センター専門相談員。2012年〜日本IT特許組合パートナー。2013年〜岩手県知財総合支援窓口知財専門家。2016年MIT(マサチューセッツ工科大学) Fintechコース受講。
言語:英語、中国語
著書に「FinTech特許入門」経済産業調査会、「世界のソフトウエア特許(共著)」経済産業調査会がある。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
印刷用PDF 一覧に戻る

Copyright © KINYUZAIMU KENKYUKAI Co.,Ltd. All Rights Reserved.