英文契約書入門講座
(全2回)

第1回 英文契約実務の基礎知識


日時: 平成30年6月13日(水)午後1時30分〜午後4時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,800円(お二人目から29,000円)
本セミナーは全2回シリーズです。
第2回にもご参加の場合は、
二回目は割引料金29,000円が適用されますので(お二人目も同じ)、
お申込フォーム備考欄にご記入ください。
2回分一括お申込みの場合は、58,000円の特別料金となります。

(消費税、参考資料を含む)

講師 野口幸雄(のぐちゆきお)氏
赤坂ビジネスコンサルティング代表
英文契約書翻訳家、企業国際取引コンサルタント

 本セミナーでは、30年に亘り国際企業法務実務に携わってきた講師が、英文契約書の基礎知識と全体構造について、“実務担当者が知っておくべき最低限の常識”を、受講生と同じ目線に立ち、入門者にも容易に理解できるよう2回に分けて説明いたします。全2回を受講すると十分な理解が進みますが、単独回受講しても各回独立した実務に役立つ講義となっています。また、配布する資料は実務上重要な情報を多数含む詳細なもので、後日、使用する際にも充分に役立つ資料となっています。
 第1回のセミナーは、英文契約実務の基礎知識編として、まず、英文契約書の基本枠組みを解説し、後半で、英文国際契約の難関と云われる「一般条項」について分かり易く解説致します。なお、完全翻訳付きの「秘密保持契約」、「国際物品売買契約」、及び「総販売店契約」の3件の雛形英文契約書を提供致します。



1.英文契約書の構造
様式化された4つの部分に分解して理解、法律背景についても解説
(1)冒頭部分(契約の効力発生日、前文、約因文言)
(2)実質条項部分(契約当事者の権利・義務に関する条文)
(3)一般条項部分(契約の運営・解釈・紛争処理に関する定型的条文)
(4)末尾文言部分(調印権限、効力発生時期の判定)
    
2.英文国際契約のものの考え方
(1)人間性善説に立った考え方(日本)
(2)人間性悪説に立った考え方(欧米系)

3.一般条項の重要なものを厳選して解説
(1)英文契約の一般条項にはどのような役割があるのか
(2)汎用性の大きい一般条項を覚えてしまおう 



<セミナースケジュール>
6/20(水)第2回
13:30-16:30…英文契約書の読み方と締結時の実務



【講師略歴】
東京大学法学部卒業と同時に、味の素(株)入社。米国、ドイツ、フランスの同社海外事業部駐在員延べ9年間海外勤務の後、本社法務部門の担当者・責任者(役員待遇)として約20年間、合弁事業、M&A、輸出入等の各方面の国際契約の作成・交渉業務に携わる。退職後、6年間米国通信制大学院大学バベル・ユニバーシティ専任講師として、英文契約書の読み方・書き方の講義を担当、また、日本貿易振興機構(ジェトロ)、大阪商工会議所等で、英文契約書のセミナー講師としてレギュラー出演した。
主な著書に、「ひと目でわかる英文契約書」(2011年9月かんき出版刊、2015年2月重版)等がある。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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