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M&Aと企業結合届出の基本と実務
〜届出(ファイリング)をミスなく効率的に行うための工夫〜
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日時: 平成30年7月10日(火)午後1時30分〜午後4時30分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 34,600円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
講師 川島佑介(かわしまゆうすけ)氏
柳田国際法律事務所 執行パートナー 弁護士
元公正取引委員会事務総局審査局審査専門官
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昨今、企業の再編と集中が進むなか、国内外の競争当局に対する企業結合届出を行わなければならない事案が顕著に増加しています。また、市場の寡占化が進むにつれて、競争当局によるクリアランスの取得がM&Aの実行に当たっての大きな障壁となるような事態も、決して珍しいことではなくなりました。M&Aを行うに当たり、企業結合審査への対応の基礎とノウハウを修得することは、これまでにも増して重要になってきています。
本セミナーでは、事業者の代理人として様々な国内外の企業結合審査案件を担当してきた経験に基づき、M&Aに伴う企業結合審査の基本はもちろんのこと、効率的に審査を進めるコツ、ガン・ジャンピングの問題、国外の競争当局へのファイリングなど、企業結合審査の過程で生じる幅広いテーマについて、実務的な観点からの解説を行います。
1.M&Aの流れと独禁法の関わり
(1) M&Aのプロセス・流れ
(2) 独禁法の観点からみたM&Aの類型
(3) M&Aと独禁法の関わり
2.企業結合の届出
(1) 趣旨
(2) 届出の基準
(3) 罰則・脱法行為
(4) 審査の流れと当事会社としての対応(何をどのように主張すべきか)
(5) 事前相談の活用可能性と実務上の工夫(審査をいかにコントロールするか、届出のタイミングをどうすべきか)
3.ガン・ジャンピング規制
(1) ガン・ジャンピングとは
(2) M&A取引契約の内容とガン・ジャンピング規制の関係
4.M&A遂行過程における情報交換・協調行動
(1) 概要
(2) M&A遂行過程における情報交換で留意すべき点
(3) 当事者間でのクロージング前の調整行動のリスク
5.海外の競争法と届出制
(1) 企業結合の届出〜届出を行う国・地域の選別と考慮要素
(2) ガン・ジャンピングとの関係で留意すべき点
(3) その他
【講師紹介】
柳田国際法律事務所 弁護士(執行パートナー)。2004年 東京大学法学部卒。2005年 弁護士登録。
2013年〜2015年 公正取引委員会事務総局審査局審査専門官(主査)
2015年 ハーバード・ロースクール客員研究員
【所属団体】
国際競争ネットワーク非政府アドバイザー、日本経済法学会、競争法フォーラム会員。
独禁法に関する多数の講演にて講師を務める。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 金融財務研究会
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