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カンボジア進出の法務と実務
〜チャイナプラスワンのポテンシャルと現実〜 |
日時: 平成25年2月25日(月)午後2時30分〜午後5時30分 |
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 34,700円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
講師 大久保 涼(おおくぼりょう)氏
長島・大野・常松法律事務所
パートナー 弁護士
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カンボジアは、ミャンマー・ラオスと並び、チャイナプラスワンの有力地域として近年急速に注目を集めており、実際に、イオン・ミネベアなどの有力企業が現地に進出を果たしている。背景には、ベトナム・インドネシア・タイ等における賃金上昇や労働者確保の困難化、タイについてはさらに洪水リスクも挙げられる。
しかしながら、カンボジアの法制度は例えば隣国のタイと比較するとまだまだ整備不十分であり、また実務上も実際の進出にあたっては留意すべき様々な問題がある。
本セミナーでは、カンボジアに進出を検討している日本企業向けに、まずカンボジアの基礎情報・投資環境や労働事情について、隣国であるミャンマーやタイとも比較をしつつ概観の上、カンボジアの主要なビジネス法制度の要点について、実務上の留意点を交えながら解説する。
1.カンボジアの基礎情報・投資環境
(1) 人口
(2) 経済概況
(3) インフラ・経済特区
(4) 進出上のメリット・デメリット
(5) リーガルサービスの現状
2.カンボジアの法制と法実務
(1) 外資規制と投資法
(2) 会社法
(3) 労働法と労働事情
(4) 汚職と賄賂事情
(5) 紛争解決方法と裁判事情
講師略歴:
1999年 東京大学法学部卒業、
2000年 弁護士登録(第一東京弁護士会所属)、
長島・大野・常松法律事務所入所、
2006年 シカゴ大学ロースクール卒業(LLM)、
2006年〜2007年 Ropes & Gray, LLP (Boston)にて勤務、
2007年 ニューヨーク州弁護士登録、
2007年〜2008年 Ropes & Gray, LLP(New York)にて勤務、
2008年 長島・大野・常松法律事務所に復帰、
2010年より同事務所パートナー。
専門分野:
各種M&A、買収ファイナンス、クロスボーダー取引、企業法務全般
著書/論文:
「米国最新動向と日本企業による活用を探るM&A契約での『逆解約違約金』
条項のしくみとポイント」(旬刊経理情報 2010年11月10日号(No.1264))、
「アドバンス 新会社法 第3版」(共著。商事法務、2010年)、
『M&Aの契約実務』(共著。中央経済社、2010年)
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 経営調査研究会
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