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東南アジアの統括法務と進出・M&Aの実務
〜シンガポール・マレーシア・ミャンマーへの進出・M&Aを題材に〜
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日時: 平成26年10月23日(木)午前9時30分〜12時30分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 34,900円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
講師 長谷川良和(はせがわよしかず)氏
長島・大野・常松法律事務所 シンガポール・オフィス 弁護士(日本・ニューヨーク州)
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東南アジアの高い経済成長率を背景に、日系企業による東南アジア各国への進出やM&Aは着実に増加傾向にあります。しかし、一口に東南アジアといっても、国毎に法制や慣習が異なり、またその運用の不透明性や法改正の頻度の高さ、更に現地拠点の人的リソースの制約等と相俟って、現地の法務リスク管理が手薄な企業も少なくありません。
事業の性質等に応じて当該リスク管理の手法も一様ではありませんが、本セミナーでは現地駐在する講師が東南アジアの統括法務の観点から一般に優先度が高いトピックを現地の生の声や事例も交えて紹介することを一つの目的とします。
もう1つの進出・M&Aでは、個別案件の検討時に役立つ法的基礎の提供を目的とし、(1)IT、サービス業に加え、地域統括拠点としても進出・M&Aが盛んなシンガポール、(2)電子機器、石油化学、サービス業等が堅調なマレーシア、(3)インフラ、サービス業、情報収集拠点に加え、製造業や流通業の進出増加も期待されるミャンマー、の3カ国を対象として進出・M&Aの手法の要点を解説します。
とりわけ、東南アジアその他アジア地域の現地拠点の法務リスク管理の意義、実情、手法に関心のある企業の役職員、及び各国への進出やM&Aを現に検討中又は検討を視野に入れている企業の役職員は、是非ご参加下さい。
1、はじめに
2、東南アジアの統括法務
(1)贈収賄規制:FCPA、UKBA、各国法令と近時の執行事例
(2)カルテル規制:シンガポールの調査事案も交えて
(3)紛争解決と仲裁
(4)契約書レビュー・社内研修
3、東南アジア進出・M&Aの法務
(1)シンガポール進出・M&A
(2)マレーシア進出・M&A
(3)ミャンマー進出・M&A
4、質疑応答・ディスカッション
講師の略歴等:2001年東京大学法学部卒業、2003年同大学院法学政治学研究科修了、2012年Columbia University School of Law(LL.M.)卒業。三菱商事株式会社勤務、シンガポールのAllen
& Gledhill法律事務所出向を経て、2013年1月より、長島・大野・常松法律事務所シンガポール・オフィス勤務。シンガポールを拠点に、シンガポール、マレーシア、ミャンマーを含む東南アジアその他アジア地域への進出、M&A・組織再編、ジョイント・ベンチャー、エネルギー・インフラ案件、危機対応等、企業法務全般にわたり日系企業の支援を行っている。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 金融財務研究会
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