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火力発電事業におけるリスク・シェアリング
〜プロジェクト・ファイナンスの視点を踏まえて〜
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日時: 平成27年1月15日(木)午後2時00分〜午後5時00分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 35,500円(お二人目から30,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
講師 佐藤知紘(さとうともひろ) 氏
西村あさひ法律事務所
パートナー弁護士
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電気事業法の改正を見据え、全国各地で火力発電所の建設計画が現在進行中であることが、新聞等でも報道されている。火力発電事業を含むIPPプロジェクトの推進においては、発電事業者としても、また、ファイナンスを組成する金融機関としても、発電事業に係るプロジェクト・リスクを関連契約により関係当事者間において分担することで適切にコントロールすることが肝要である。
そこで、本セミナーでは、国内外の発電事業向けプロジェクト・ファイナンス案件への関与経験に基づき、弁護士としての視点から、各関連契約間におけるBack to Backを達成するための適切な契約相互間の建付けや、リスクコントロールの中心である電力受給契約策定の際の留意点なども含めて、発電事業におけるリスク・シェアリングのポイント及び関連契約上でのリスク分担方法を解説する。
1. 火力発電事業におけるリスクとは
2. 各リスクの契約上のコントロール手法
(1) 完工リスク
(2) オフテイク・リスク
(3) オペレーション・リスク
(4) 原燃料調達リスク
(5) 不可抗力リスク
(6) その他プロジェクト特有のリスク
3. ファイナンス・ストラクチャーによるリスクコントロール
(1) スポンサーサポート
(2) キャッシュウォーターフォール
(3) DSCR/Debt Equity Ratioなど
〜質疑応答〜
【講師紹介】
2000年慶應義塾大学法学部卒。
2002年弁護士登録。
2007年ボストン大学ロースクール(LL.M.)卒業。
2008年ロンドン大学キングスカレッジ(LL.M.)卒業。
2008年ニューヨーク州弁護士登録。
2009年〜2012年(株)国際協力銀行(資源環境ファイナンス部門)嘱託。
国内及び海外のプロジェクト・ファイナンスを中心に、ストラクチャード・
ファイナンス案件を取り扱う。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 金融財務研究会
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