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企業価値評価とクロスボーダー
〜理論・実践・海外バリュエーション〜
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日時: 平成27年3月11日(水)午後2時00分〜午後5時00分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 34,700円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
講師 砂川伸幸(いさがわのぶゆき)氏
神戸大学大学院経営学研究科 教授
京都大学経営管理大学院 客員教授
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この10年間で、企業価値評価(バリュエーション)の実務は、企業経営に浸透しました。その背景にはM&Aの増加があります。これまではIn-InのM&A、これからはIn-Inに加えてIn-Outも増えていきます。M&Aにかかわらず、企業価値の向上を意識する経営について意思決定する際には、バリュエーションの知識が必須となります。
本セミナーでは、最も理論的であり、実務でも普及しているエンタープライズDCF法を用いた企業価値評価を解説します。DCF法によるバリュエーションにおいて、誤りやすい点や実際のデータを使用する際の注意点(とくに資本コストの推定)について、また、クロスボーダーのバリュエーションについても紹介します。
最初に、エンタープライズDCF法の考え方とポイントを紹介します。すでにご存じの方も、今一度、世界中で通用するフリー・キャッシュフロー(FCF)とWACCについて整理しましょう。
次いで、実践編として、株式ベータ、エクイティマーケット・リスクプレミアム(EMRP)、unlevered-releveredの調整など、実務に即したトピックスを中心に解説します。サイズや非流動性についても解説します。受講の皆さんには、実際に手を動かしながら、企業価値評価を経験していただきます。
最後に、日本企業の旬のテーマであるクロスボーダーのバリュエーションをとりあげます。海外資本コスト(割引率)の算定方法と永続成長率の考え方、為替の換算方法などを理論的に解説します。
本セミナーを通じて、金融機関の方、ファイナンシャルアドバイザーの方、事業会社でM&A関連や企画関係の業務を行っておられる方、経営リテラシーとしてバリュエーションの理論と実践を一通り押さえておきたい方々に、企業価値評価を正しく学び、きちんと使える一助になることを目指します。
1.エンタープライズDCF法のポイント
2.企業価値評価の実践
3.企業価値評価の検証とチェック
4.クロスボーダー・バリュエーション
【講師略歴】
1989年神戸大学経営学部卒業。神戸大学経営学部助手、同助教授を経て、2007年から現職。博士(経営学)(神戸大学)。
著書に
『経営戦略とコーポレートファイナンス』
『日本企業のコーポレートファイナンス』
(ともに共著、日本経済新聞出版社)、
『コーポレート・ファイナンス入門』
(日経文庫)
などがある。
投資銀行、商社、事業会社などで企業価値評価や投資決定に関する
研修多数。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 金融財務研究会
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