|
【中・上級レベル】
企業法務担当者等のための
英文契約書作成・審査講座(金融M&A取引編)
〜LOI、秘密保持契約から表明保証、前提条件、クロージング関係等〜
|
日時: 平成27年3月13日(金)午前9時30分〜12時30分
|
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 36,800円(お二人目から31,000円)
書籍ご持参の方は、2,400円引きとなりますので
お申し込みフォーム備考欄にご記入ください。
(消費税、参考資料を含む) |
講師 浜辺陽一郎(はまべよういちろう) 氏
青山学院大学法務研究科(法科大学院)教授
弁護士法人 早稲田大学リーガル・クリニック 弁護士
|
本セミナーは、既にある程度の実務経験のある企業法務担当者向けに、英文契約作成・審査における重要ポイントを解説します。これまで実施してきた2回のセミナーを、より詳しく丁寧にお話しできるように3回に分ける形で企画しました。
今回は、そのうち表明保証条項等をはじめとしてM&A取引や金融取引等の大型契約案件で問題となりやすい諸問題を中心的に解説します。
初期段階で締結されるLOIや秘密保持契約をめぐる諸問題から、表明保証条項や前提条件、クロージングをめぐる諸問題を他の条項との関係にも言及しながら検討します。さらに、各種条項において問題となりやすい論点を取り上げます。
1 LOI(レター・オブ・インテント)の法的リスク
1.LOIの法的拘束力
2.その後の契約交渉への影響
3.LOI締結段階で基本方針を明確化する
2 秘密保持契約書
〜デューディリジェンスにおける情報開示への影響〜
3 表明保証条項をめぐる諸問題
1. その法的意義
2. わが国における表明保証をめぐる裁判例と、その対応策
3. 財務書類の正確性
4. 法令違反の不存在
(特に環境法違反、競争法違反、労働法違反、海外腐敗防止
法違反等の不存在)
5. 紛争の不存在
6. MAE等の使い方
4 前提条件等の関連条項の関係
1. クロージングの前提条件
2. 誓約条項(クロージング前・後)
3. 解除条項
5 クロージング関係の諸条項
1.クロージングの内容具体化
2.クロージング日の変更
6 各種条項の効果の見極め
1.条項違反の場合の対応/前提としての債務不履行事由の
区別/解約手続き・条件/損害賠償/補償/履行強制その他
の救済手段/
2.契約終了をめぐる諸条項(契約期間他)
3.除外条項 Excluded Liabilities
4.別のものでカバーできるか
5.自社に厳しすぎる義務を緩和する方法
【提供図書:講師著「ロースクール実務家教授による英文国際取引
契約書の書き方(第3版)」ILS出版 税込3,024円。同書をお持ちで
当日持参される方は、セミナー代金より2,400円割引致します。】 |
【本「金融M&A取引編」を受講された方は、4月9日(木)開催予定の
「共通問題編」、及び5月14日(木)開催予定の「継続的国際取引
契約編」をそれぞれ特別割引料金の31,000円で受講することが
出来ます。割引をご希望の方は、お申し込みフォーム備考欄に
既受講日と割引ご希望の旨をご記載下さい。
但し、この割引はそれぞれにつき1回に限らせて頂きます。】 |
【講師略歴】
1984年在学中に司法試験合格。1985年慶應義塾大学法学部卒業。1987年弁護士登録(第二東京弁護士会)。都内の渉外法律事務所に勤務して多数の企業法務に関する案件に携わる。ニューヨーク州弁護士資格取得。2004年4月早稲田大学大学院法務研究科(法科大学院)教授(専任・客員教授)。2006年11月〜現在
早稲田大学リーガル・クリニック弁護士、2009年4月〜青山学院大学法務研究科(法科大学院)教授。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
|
|
主催 経営調査研究会
Copyright © KINYUZAIMU KENKYUKAI Co.,Ltd. All Rights
Reserved. |
|
|