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エクセル・データ分析機能活用の倒産予知・粉飾発見法
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日時: 平成27年4月21日(火)午後2時00分〜午後5時30分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 35,300円(お二人目から30,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
1月29日スカイマークが民事再生法を申請して倒産しました。倒産直前の平成26年12月末においても自己資本比率が42%もあり無借金でした。前年度の第3四半期までは経常損益以下が黒字であり、損失が正味1年続いただけでの倒産でした。
シャープは一時業績を回復させて危機を脱したように見えたのですが、27年3月期には再度赤字に転落する模様で、先行きが心配されています。財政状態にまだ余裕のある状態で倒産に追い込まれたり、盤石と見られていた一流大企業が短期間の内に破綻状態に陥るケースが見られるようになり、従来の分析法だけでは倒産予知が困難になっています。
倒産には粉飾がつきものであり、粉飾発見が倒産予知のカギになることが多いのですが、巧妙に仕組まれた粉飾が増えており、ここでも新しい分析法の開発が望まれます。
本セミナーでは、沖電気工業、スカイマーク、シャープなどの事例について、エクセルのデータ分析機能の利用による粉飾発見・倒産予知を試みます。エクセルを使えば統計学の素人でも簡単に実施できますので、粉飾発見・倒産予知にも統計的分析手法が広く利用できるようになることを目指します。
1章 最近の粉飾・倒産事情
2章 粉飾発見・粉飾発見法の基礎
3章 エクセル利用による分析手法
4章 ケーススタディ
【講師紹介】
1957年 一橋大学経済学部卒業
同年4月 日綿実業株式会社(現双日株式会社)入社、国内審査部長、
関係会社高愛株式会社 常務取締役を歴任
1991年 公認会計士事務所開設
主な著書:
倒産予知のための財務分析
(商事法務研究会 1985年3月)
与信限度の設定と信用調書の見方
(商事法務研究会 1998年11月)
いまさら人に聞けない「与信管理」
(セルバ出版 2002年4月)
粉飾決算を見抜くコツ(改訂新版)
(セルバ出版 2009年12月)
いまさら人に聞けない「キャッシュフロー」の実務
(セルバ出版 2006年6月)
黒字倒産と循環取引−および粉飾企業の追跡調査
(税務経理協会 2009年1月)
リスク重視の企業評価法
(税務経理協会 2010年9月)
最新 粉飾発見法−財務分析のポイントと分析事例−
(税務経理協会 2012年4月)
最近の粉飾−その実態と発見法−(第5版)
(税務経理協会 2014年6月)
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 経営調査研究会
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