建物の維持保全と資産価値

日時: 平成27年5月15日(金)午後1時30分〜午後4時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 29,800円(お二人目から27,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 福川 聡(ふくがわさとし)氏
住商ビルマネージメント株式会社
企画開発部 ビル経営管理士

講師 田中啓介(たなかけいすけ)氏
大和不動産鑑定株式会社
建築エンジニアリング部 一級建築士

 建物の取得から売却、除却までのライフサイクルにおける全コストの中で、当初の建物取得価格が占める割合は意外に小さく、取得後の維持保全費(維持管理費、修繕更新費等)が多くの割合を占め、それゆえ、建物の維持管理・修繕更新の最適化は不動産の価値上昇に多大な影響を及ぼします。
 本セミナーでは、建物の維持保全費が不動産の価格に及ぼす影響を簡潔に説明するとともに、修繕更新計画作成のメリットや効果的なファシリティマネジメントについて、解説を行います。


 
1.建物の維持保全費と不動産の価格
1.不動産の価格について
2.建物の維持保全費と不動産の価格・・「収益還元法」を通じて
   
2.修繕更新計画
1.建物のライフサイクルコスト
2.修繕・更新・改修とは
3.修繕更新計画作成のメリット
   
3.効率的、効果的なファシリティマネジメント(FM)
1.不動産運営環境の変化
2.ファシリティマネジメント(FM)について
3.品質コストバランス評価手法について
4.適用事例
      

【福川 聡氏】
関西学院大学経済学部を卒業後日興證券(株)(現:SMBC日興証券)にてアセットマネジメント及びプロパティマネジメント業務に従事。その後ブリッジポイント・ジャパン(株)にて、プロパティマネジメント及びファシリティマネジメントに関するコンサルティングを担当。現在住商ビルマネージメント(株)にて同業務を継承実施している。オフィスビルや商業施設の他、自治体など施設オーナーに向けた管理運営コンサルティングを行っている。

【田中啓介氏】
建設会社にて建築物の設計業務に従事後、大和不動産鑑定株式会社に入社。現在は建築エンジニアリング部に所属し、エンジニアリングレポートの作成業務に従事するほか、公共施設のリニューアル検討・修繕更新計画の作成、企業再生時の施設デューデリジェンス等、多様なコンサルティング業務を行っている。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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