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太陽光発電事業に関する近時の制度変更と
プロジェクト・ファイナンスの実務
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日時: 平成27年6月3日(水)午後1時30分〜午後4時30分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 34,900円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
講師 小林 努(こばやしつとむ) 氏
ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)
弁護士
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2012年7月の再生可能エネルギー特別措置法の施行から間もなく3年が経過し、太陽光を中心とした再生可能エネルギーによる発電事業は急速に拡大を続けています。
他方で、太陽光に偏重した状況を是正するような制度変更が昨年来立て続けに導入され、案件の選別及びその遂行につき従来以上に注意する必要性が高まっており、かかる制度変更の内容と対策について十分に理解しておくことが重要となっております。
本セミナーでは、太陽光発電事業に関する近時の制度変更に関する説明を中心としつつ、当該事業の開発資金をプロジェクト・ファイナンスの手法(特定の事業からのキャッシュフローに依拠したファイナンス手法)で調達する場合を想定して、プロジェクト・ファイナンスの基本及びその実務的な留意点についても解説を行う予定です。
太陽光発電事業及びこれに対するプロジェクト・ファイナンスへの関与を検討している金融機関及び事業者の方々等を対象に、分かり易く解説致します。
1.固定価格買取制度の概要
(1) 固定価格買取制度の特徴
(2) 調達価格・調達期間
(3) 設備認定
2.太陽光発電事業に関する近時の制度変更
(1) 出力抑制ルールの見直し
(時間制、指定電気事業者制度など)
(2) 設備認定の失効期限
(3) 調達価格の決定時期
(4) 変更認定と調達価格の変更
3.プロジェクトの開発・運転等に関する論点
(1) スキームの検討
(2) 事業用地に関連する問題
(3) プロジェクトに関連する契約
(電力受給契約、建設請負契約、運用・保守委託契約など)
4.プロジェクト・ファイナンスの契約上の留意点
(1) プロジェクト・ファイナンスの概要
(2) プロジェクト・ファイナンス型ローン契約の特徴
(3) 担保設定方法(セキュリティパッケージ)と
実行方法(ステップイン)
(4) スポンサーサポート、直接契約
5.質疑応答
本セミナーに限り法律事務所ご所属の方はお断りさせて
いただきますことをご了承願います。 |
【講師略歴】
1998年東京大学法学部卒業。
2010年ペンシルバニア大学ロースクール修了(LL.M.)。
弁護士になる前は、株式会社東京三菱銀行(現、株式会社三菱東京UFJ銀行)にて勤務。
2004年弁護士登録。
主として金融機関を代理して、プロジェクト・ファイナンス、PFI、買収ファイナンス、不動産ファイナンス、証券化・流動化等のストラクチャードファイナンス案件に従事。
株式会社三井住友銀行の英国現地法人に出向して欧州における再生可能エネルギー関連のプロジェクト・ファイナンス案件に関与した他、株式会社新生銀行に出向して銀行法務全般に従事した経験を有する。
著作物として「World Legal & Business Guide No.3 イギリス」(共著、Business Law Journal)など。また、プロジェクト・ファイナンス関連の講演多数。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 金融財務研究会
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