さぁ、昨日はバレンタイン。
みなさんはどう過ごしましたでしょうか?
人それぞれ様々な過ごし方があったと思いますが、ホワイトデーに何を返すかもう悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこで、今日は最近にわかに人気が上がっている高級文具の中でも昔から一定の地位を保っている「万年筆」を紹介したいと思います。
最近は記録はデジタルなもので残すことが多くなりましたね。
スケジュール管理はスマホに任せ、
ちょっと記録したいことはEvernoteや電子ノート、もしくはスマホのメモ機能、
外出先のノートは超薄型パソコン。
なんて方も多くなったのではないでしょうか?
下手したら一日の仕事で一回もペンを握らずに終わった。
なんて経験をした方もいるのでしょうか?
しかし、一本ぐらいは大切なペンを持ってみたいですよね。
大切な記録や大事な商談のサイン、大切な方に送る手紙・・・・
そういった瞬間に万年筆をサッと出して使ったらかっこいいですよね。
実はこの万年筆、使っているうちにペン先が自分の癖で少しづつ削れていくので、
使えば使うほど書きやすくなり、他にはない自分だの書き癖を持った万年筆になるのです。
(万年筆と女房は人に貸すなと昔からの諺であるほどですね)
万年筆で書くにはインクが必要で、インクを貯蔵する器具をセットすることが必要になります。
その所蔵方法によって、万年筆はいくつかのタイプに分類されます。
その代表的な3種類として吸引式、コンバーター式、カートリッジ式に分けられます。
吸引式(吸入式)は万年筆の昔からの形で、現在でも高価格帯の製品を中心に存在しています。
ペン軸の内部にインクを吸引するための機構が内蔵されており、他の方法に比べてインクの貯蔵量も多いです。インク吸入には手間がかかりますが、その分愛着がわきます。
コンバーター式は、インク瓶からインクを吸い上げるときにコンバーターという器具を使ってペン内部にインクを入れます。また、カートリッジのものと共有で使えたりもします。これは近年の主流になってきています。
カートリッジ式は名前だけで想像できる方も多い通り、カートリッジを取り換えるだけで使えるタイプです。
それぞれメリット・デメリットがあるので、使う用途を考えて購入したいですね。
また冒頭でで最近高級文具が人気と言いましたが、今、1000円、2000円~の高級ノートの売れ行きがかなり好調なようです。(モレスキンやロディアなどは一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?)
大事な事や自分の考えは紙媒体で書いて残したいという方が増えているようです。
自分のアイデアや考え、日記を万年筆で記す、
大事なビジネスのサインを万年筆でする。
・・・・・なんだか想像しただけでかっこいいですね。
万年筆の売上ピークは1960年代、以降はボールペンが主流になってしましました。
1980年代に一度冬の時代と言われるぐらいに低迷しましたが、2000年代中ごろからまた持ち直しています。
独特の書き味で、字もきれいに見えることから客層が本来の中年~年配の男性層から女性にも広がったそうです。
(女性の社会進出が進んでいることも関係しているのでしょうか?)
また、最近では家に万年筆が一本もない、触ったこともないという世代も増えていることから
若者向けに500円以下でも買える万年筆も発売されているそうです。
(もっとも、万年筆文化が残る欧米では筆記具メーカーが学生向けの廉価な万年筆モデルを出すことは珍しくないのですが・・・)
プレゼントで万年筆を上げるときに名前の刻印も入れたら、もう相手の喜ぶ顔が想像できそうですよね!
良い万年筆を買おうとすると、高額な買い物になってしまいますが、良い万年筆は一生ものとも言われているので、特別なプレゼントにはいいかもしれませんよ。
また、そろそろ自分だけの特別なペンが欲しいなと思ったら、万年筆を考えてみるのもいいかもしれませんね。
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