法務の小技(実践編)
大好評だった去年のセミナーの様子 |
毎回大人気のセミナー「法務の小技」
(去年は大人気過ぎて、「法務の小技」、3回も開催されました!)
講師の芦原先生はビジネス誌にてセミナーと同名の「法務の小技」を連載中であり、こちらも大人気を博しています!
今でこそ、企業内の法務部がその地位を確立させ、企業内弁護士も需要が伸び数が増えましたが、芦原先生が企業内弁護士に就任した当初はまだ環境も整っていなかったころでした。
日本組織内弁護士協会の統計によると、10年ほど前まではメリルリンチ、モルガンスタンレー、IBM、ゴールドマンサックスなど外資系企業が企業内弁護士を抱える大企業のメインでした。
しかし、2012年の統計では三菱商事、みずほ証券、伊藤忠商事、三井住友銀行、ソフトバンク等と、日系企業が企業内弁護士数のランキングでトップ5を独占しています。
企業内弁護士の数も2001年には66人だったのが2012年の統計では771人にまで倍増しています。
そもそも企業内弁護士とはなんでしょう?
それは弁護士資格を持ちながら企業内で職員や役員として働く人のことです。
商標権の管理や知的財産戦略構想、訴訟管理やコンプライアンス関連、契約書の作成、進出先の政策動向研究、外部との交渉など法律知識を必要とする仕事に携わり、多くは法務部に所属します。
企業の海外取引が増え、契約業務が高度し、また海外で独禁法違反で巨額の和解金や罰金を払うケースも増えていることから法的リスクに常に目を光らせる企業も増えてきました。
そうしたことを背景に近年企業内弁護士が急増しているのです。
弁護士大国のアメリカに比べればその数はまだまだ少ないのですが、これからも企業内弁護士を採用する会社が増えることはほぼ間違いないようです。
当社では、企業内弁護士の代表的な存在でもある芦原先生を講師に招いて
法務の小技のノウハウを如何にして実務の現場で活用していくか、会社内で実際に起こりうる場面を想定して実践で生かす方法をお教えするセミナーを企画しました。
セミナーのテキストは芦原先生によるロースクールでの講義や日本組織内弁護士協会の研究会において実際に使われたものを使用し、実例に基づいたノウハウの活用方法を伝授します!
また、去年のセミナー参加していないから、そもそも法務の小枝が何かわからない。。。という方もご安心ください!去年のセミナーを受講していなくても理解できるようなセミナーに工夫するそうです!
2月18日 13:00~ 講師:芦原 一郎先生
「法務の小技」(実践編)~実際の業務で活きるノウハウ~
https://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/250301om.html
提供書籍:『社内弁護士という選択』芦原一郎氏著
商事法務 1600円(税別)