日本人はNATO?

2013/06/07
2019/08/10
Cambodia - Angkor Wat
こちらは観光地で有名なアンコールワット

ASEAN構成国で、これからの成長が期待されるカンボジアに赴任されている弁護士の先生によると、カンボジアでは日本人がNATOと揶揄されることがあるそうです・・・・・

NATOといえば第二次世界大戦後の冷戦時代に旧ソ連を中心とする共産圏に対抗するために結成された北大西洋条約によって結成された軍事同盟を思い浮かべると思いますが・・・・
もちろん、そのNATOではありません!

Not Action Only Talkの頭文字をとってのNATOで、これは決断が遅い日本人に対しての現地からの批判です。
(実は中々日本人が決断しないことをNATOと言っているのは
カンボジアだけでなく他のアジア諸国でもちらほら聞きます・・・)

Cambodia - Angkor Thom
こんな自然豊かな場所だから決断ものびのびと~
なんてわけにはいきません!
決断を先延ばしにしていると
気づいたら欧米諸国や中国・韓国企業に
ビジネスチャンスを奪われてしまいますよ!

今後20年の平均GDP成長率が8.1%(アジア開発銀行予測)と高く、今年、下位中所得国入りが確実視されています。
労働コストが安く、資源も豊富にあり、さらに投資優遇策もとられています。
例えば・・・・
9年まで法人税免税措置(その後も20%)
輸出入税免除
100%外資の容認
資金送還の制限なし
貿易制限なし
長期土地賃借可能
など進出企業にとっては嬉しい条件がそろっています。

また、経済特別区(SEZ)が約20カ所認定され、すでに稼働し始めています。
日本からは軽工業や部品産業や、スズキ、ヤマハなどのバイク産業が進出する予定です。
外国からの投資誘致に熱心なのは他の開発途上国と変わりありませんね。

そんなカンボジアの投資環境と法務のポイント、
日本企業が主に悩む10の問題とその解決方法をお伝えするセミナーを企画しました!

みなさんどうぞご参加下さい!

【現地報告】 今、日本企業がカンボジア進出で悩んでいる10の問題と、その具体的対応策~今こそ、NATO(No Action Talk Only) を脱し、進出するチャンス!~
講師:清原 博先生
https://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/251163om.html

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