2014/10/09
昨今、種類株式の活用に注目が集まっています。IPOとの関係では、議決権種類株式スキームが注目されてい...
明日は2013年の春分の日。国民の休日ですね。
なぜ「2013年の」と表現したかというと・・・・実はこれは毎年決まった日というわけではないのです!
(ハッピーマンデー法のように3月の第○○曜日って決まっているというわけでもありません。)
実際に来年2014年の春分の日は3月21日であることが決められています。
春分の日だけでなく秋分の日も9月23日と決まっているわけでもありません。
ただ、春分の日は3月20日であることが多く、秋分の日が9月23日であることが圧倒的に多いというだけなのです。
この二つの祝日は前の年の2月1日の歴要項が官報に記載されて公布されて初めて確定するのです。
では、春分の日、秋分の日はどうやってきめられるのでしょう?
皆さんは「黄道」をご存知ですか?
太陽の通り道のことです。(太陽は星と星の間を移動していますね。)
そしてもう一つ、「天の赤道」というのをご存知ですか?
赤道とは南北の緯度が0度の緯度のを示す自転する地球の重心を通り、天体の自転軸に垂直な平面が天体平面を切断する理論上の線のことでしたね。天の赤道とはその地球の赤道を天にまで延長したもののことです。
黄道と天の赤道は2つとも傾いていて、ある2点で交わるのです。
その片方が春分点であり、もう片方が秋分点になります。それぞれの点上を太陽が通過する瞬間が春分と秋分と定められ、その瞬間を含む日が春分日と秋分日となるのです。
なので、約1年前に次の年の春分の日と秋分の日は最終決定されるのですが、地球の運行状態などが今のまま特に変更がないと仮定して、将来の春分・秋分の日を予想することはできるのです。
(地球の運行状況なんて変わらないよ! と思う方も多いかと思いますが、実は常に変化しているんですよ!私たちが気付かないだけです。)