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インバウンド不動産投資の法務
〜円滑なクロージングに向けて、クロスボーダー不動産法務
を豊富な実例に基づき分かりやすく解説〜
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日時: 平成29年2月9日(木)午後1時30分〜午後4時30分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 34,600円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
講師 野村 諭(のむらさとし)氏
クリフォードチャンス法律事務所 外国法共同事業 弁護士
講師 志水芳彰(しみずよしあき)氏
クリフォードチャンス法律事務所 外国法共同事業 弁護士
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日本に所在する不動産に、外国からの投資がなされるインバウンド投資が盛んとなって久しいですが、投資家が気にするポイントは、日本の投資家と異なることも多く、日本のマーケットに馴染んだプレイヤーからすれば意識しない点で案件の流れが変わることがあります。円滑なクロージングに向けて、アレンジを進めるべきアセットマネジャーや、外国のプレイヤーを相手として迎える売主、信託銀行、金融機関その他の関係当事者が意識しておくべきことについて、リーガルの見地から要点をまとめます。本セミナーでは、日本の実務に通じ、種々の海外プレイヤーの関与案件に携わる一線の弁護士が、豊富な実例に基づいて、分かりやすく解説します。
1.海外投資家において用いられるスキーム
・国内型にも見られる原則的なスキーム
・海外投資家に固有のもの
・TMK型、GKTK型をベースとしてのアレンジ
・信託を用いるスキーム
・倒産隔離とスポンサーによるコントロール
2.デューディリジェンスの実務
・DD項目、リポート、日本の法制度の説明
・海外投資家に特有の論点
3.契約交渉の実務
・ドラフティング
・時差対応・電話会議の方法論
・タイムラインのマネジメント
・イシューリストの活用
・投資家現地法規制への対応
・ファイナンシングへのサポート
4.海外投資家に関して意識すべきポイント
・英文契約書と契約書の英訳
・契約書サインオフの実務
・内部決裁に関する対応
・CP充足確認
・クロージング対応
【野村 諭氏】
2000年弁護士登録、国内大手法律事務所・米国留学・現地事務所勤務を経て、2009年NY州弁護士登録、2010年現事務所入所。クロスボーダーの不動産取引、ローン取引、買収ファイナンス、ストラクチャードファイナンス、デリバティブ、国際的金融規制・ファンド規制などの規制法対応に従事。
【志水芳彰氏】
2008年弁護士登録、現事務所入所。英国London School of Economics and Political Science(LLM)留学・大手外資系企業不動産部門出向・ロンドンオフィス(不動産ファイナンス部門)出向を経て、不動産ファイナンス・不動産投資・不動産開発などの不動産関連業務を専門とする。
両名とも、2016年The Legal 500, Japan Real Estate, International Firms, Next generation lawyersに選出。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 金融財務研究会
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