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QRコード決済・モバイル決済を中心とする
国内外キャッシュレス事情と日本における今後の展望

〜国内QRコード決済に関する意識調査結果を踏まえて〜


日時: 平成30年8月30日(木)午後1時30分〜午後4時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,500円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 上田綾乃(うえだあやの)氏
有限責任監査法人トーマツ
リスクアドバイザリー事業部 新規事業推進

 近時、決済を取り巻く環境に変化が生じています。アプリのQRコード表示により決済を行う「QRコード決済」、Apple Payに代表されるタッチ機能を用いた「モバイル決済」がその例です。特に、QRコード決済は店頭端末が不要で決済が完結する導入の手軽さからキャッシュレス化推進の起爆剤と言われ、中国のFinTechを先導するサービスが急成長しています。一方、日本国内でも、事業者によるサービス参入が活発になってきています。
 新規ビジネス開発支援を行う当チームでは、今後の利用展望や、周辺ビジネスの可能性などに対する問合わせが多く寄せられています。Felica、クレジット・デビットカード、電子マネー、P2P決済など日本の環境を踏まえ、ユーザーはどんな顧客体験を期待しているのでしょうか。
 本セミナーでは、世界のキャッシュレス決済動向を踏まえ、トーマツが実施した「QRコード決済・モバイル決済の利用実態と今後の利用意向に関する調査」の詳細結果を解説し、日本における今後の方向性を展望します。
  


1.中国のキャッシュレス社会
(1)AlipayとWeChatPayの普及  
(2)キャッシュレス普及の背景
(3)新しい顧客体験サービスとキャッシュレス決済
 
2.米国、その他のキャッシュレス社会
(1)米国のキャッシュレス事情   
(2)韓国、台湾のキャッシュレス事情
(3)インド、インドネシア、フィリピンのキャッシュレス事情
 
3.日本における決済サービスの整理
(1)キャッシュレス手段と支払い方法の整理
(2)モバイル決済とQRコード決済の最新状況
(LINEPay、楽天Pay、Origami、ドコモd払い等)
(3)銀行、地方自治体による決済参入
(電子コイン・地域通貨、デビットカード、アプリ決済等)
 
4.日本における決済サービスの今後の方向性
(1)QRコード決済・モバイル決済の利用実態
(金額別の利用サービス、認知度、利用経験)
(2)QRコード決済・モバイル決済の利用意向
(利用意向、満足理由、期待、利用先の希望)
(3)日本市場における課題と展望
(事業参入の留意点、QRコード決済普及の条件、囲い込み戦略と統一規格への動き)



【講師略歴】
外資系金融機関を経て監査法人トーマツに入社。金融機関への規制対応、コンプライアンス、ガバナンスに関するアドバイザリー実績をもつ。現在、FinTech担当として新規事業開発やマーケティング戦略支援に従事。決済領域やブロックチェーン・仮想通貨を含む先端領域を専門とし、金融機関や事業会社、ベンチャー企業向けに法規制面を含めたビジネスモデルのアドバイザリーを手掛ける。
翻訳・監修本に「ビジネスブロックチェーン」。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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