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外国籍ファンドの法務と実務入門

〜外国籍ファンド(公募・私募)の基本と各種手続のポイントを
分かり易く解説〜

日時: 平成30年10月16日(火)午後1時30分〜午後4時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,600円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 橋本雅行(はしもとまさゆき) 氏
アンダーソン・毛利・友常法律事務所
パートナー 弁護士

 外国籍ファンドは、現地法に準拠して設立され、募集については金融商品取引法が、組成や運営に関しては投資信託及び投資法人に関する法律が適用されるなど、それぞれの場面において適用される法律が異なっています。
 そこで、本セミナーでは、外国籍ファンドの入門として外国籍ファンドに適用がある日本法と現地法について概説し、代表的な外国籍ファンドであるケイマン籍とルクセンブルク籍のファンドの仕組みを説明します。その上で、私募および公募の外国籍ファンドの組成・募集から開示・変更・償還までの手続ごとに必要な書類や要件等を分かり易く解説します。
 あわせて、これらの手続にあたり留意すべき実務上のポイントについても取り扱います。



T 外国籍ファンド入門
(1)外国籍ファンドに適用がある日本法と外国法の関係
(2)外国籍ファンドに適用がある日本の法令
(3)ケイマン籍ファンドの仕組み
(4)ルクセンブルク籍ファンドの仕組み
(5)アンブレラ・ファンド、アジア地域ファンド・パスポート等

U 外国籍ファンドの各種手続
1.外国籍ファンドの組成、募集・販売
(1)組成と勧誘行為、公募と私募
(2)私募の要件
 ・少人数私募と適格機関投資家私募
(3)私募の手続
 ・外国投資信託届出書の作成・提出
(4)公募の手続
 ・有価証券届出書の作成・提出、目論見書の交付

2.外国籍ファンドの継続開示
(1)運用報告書の作成
(2)有価証券報告書等の作成・提出

3.外国籍ファンドの変更、償還
(1)外国投資信託約款等の変更等の届出書
(2)訂正届出書、臨時報告書等の作成・提出
(3)償還運用報告書の作成



【講師略歴】
1988年東京大学法学部卒業、1993年ニューヨーク大学ロースクール卒業、1994年ニューヨーク州弁護士登録、2001年弁護士登録、2010〜12年金融庁総務企画局企業開示課、2017年アンダーソン・毛利・友常法律事務所パートナー就任。外国投資信託やJ−REIT等のアセット・マネジメント分野を中心に、国内外の資本市場における証券発行・売出業務、有価証券取引規制、金融商品取引業者等に対する金融規制法等の幅広い業務を取り扱う。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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