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IT契約の最新実務入門

〜経産省 AI、データの利用に関するガイドラインの
サンプル契約、GDPR、重要な関連法改正
(民法契約法・著作権法・不競法(限定提供データ))の
IT契約実務への影響を分かりやすく解説〜

日時: 平成30年10月30日(火)午後1時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 38,200円(お二人目から33,000円)
書籍ご持参の方は、2,700円引きとなりますので
(店頭販売価格とは異なります)
お申し込みフォーム備考欄にご記入ください。
(消費税、参考資料を含む)

講師 牧野和夫(まきのかずお)氏
芝綜合法律事務所
弁護士・弁理士・米国弁護士

 難解・複雑に見える経産省 AI、データの利用に関するガイドラインを理解するため、まず最初に、IT契約の基本的な知識を整理・確認をした上で、本ガイドラインの全体へのコメント(建付けや契約の分類は適切か)、各契約類型のモデル契約重要ポイントを説明いたします。
 次にデータ規制に関する欧州GDPRの最新情報と契約対応について解説し、最後に、AI、データに関して開発作業の障害を取り除く目的で各種の重要な法改正(民法契約法、著作権法(AI開発の障害除去)、不正競争防止法(限定提供データ))の改正ポイントも説明いたします。
 広範囲な内容ですが、IT契約に関する最新実務の入門編として、4時間かけて講師の最新の著書(2018年9月発売予定)を使用しながら分かりやすく解説させていただきます。
 
1.IT契約(AI,データを含む)の基礎知識
(1)IT契約の特殊性と必須知識
(2)IT契約の種類と内容
(3)必要な技術的な知識 「探索的段階型」の開発方式
(4)契約と知的財産法との関係(とりわけ、データとプログラムの知財保護と契約保護の関係)

2.ガイドラインのサンプル契約を通じて、経産省 AI、データの利用に関するガイドラインのポイントを把握し実務へ役立てる
(1) 全体について(建付けや契約の分類は適切か)
(2)「データの利用に関する契約」(データ編)の概要とモデル契約の重要ポイントの解説
(3)「AIの利用に関する契約」(AI編)の概要とモデル契約の重要ポイントの解説

3.データ規制に関する欧州GDPRの最新情報と契約対応

4.民法契約法の改正ポイント(IT契約実務への影響)

5.著作権法(AI開発の障害除去)の改正ポイント(IT契約実務への影響)

6.不正競争防止法(限定提供データ)の改正ポイント(IT契約実務への影響)

【提供図書:
講師著『初めての人のための英文・和文IT契約書の実務』
(中央経済社2018年9月発売予定 税込3,456円)を
テキストとして使います。
同書をお持ちで当日持参される方は、
セミナー代金より2,700円割引いたします。】


【講師紹介】
1981年早稲田大学法学部卒。1989年GM Institute修了、1991年ジョージタウン大学ロースクール法学修士号、2013年ハーバード・ロースクール交渉戦略プログラム修了。いすゞ自動車株式会社法務部課長、アップルコンピュータ(株)法務部長、早稲田大学大学院講師、東京理科大大学院客員教授、尚美学園大大学院客員教授を経て、現在、早稲田大学、関西学院大学法学部・商学部、琉球大学ロースクール、同志社大学ビジネススクール、東京医科歯科大大学院、明治学院大学法学部の各兼任講師、企業法務協会理事など。主な著書に「英文契約書の基礎と実務」DHC、「やさしくわかる英文契約書」日本実業出版社、「国際取引法と契約実務(3訂版)」(共著)、「初めての人のための契約書の実務」、以上中央経済社、「契約書が楽に読めるようになる「英文契約書の基本表現」」日本加除出版、ほか現在まで著書は66冊を数える。 

※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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