金融財務研究会TOP > セミナー一覧 > ファイナンス・財務分析セミナー > 実務担当者のための『航空機ファイナンス・重点アップデート』

実務担当者のための
『航空機ファイナンス・重点アップデート』

日時: 平成30年11月2日(金)午後1時30分〜午後4時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,500円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 原田伸彦(はらだのぶひこ) 氏
西村あさひ法律事務所 
パートナー 弁護士/ニューヨーク州弁護士

講師 宮城健太郎(みやぎけんたろう) 氏
西村あさひ法律事務所
カウンセル 弁護士/ニューヨーク州弁護士

 近年注目を集めている航空機ファイナンスですが、保険を活用した融資スキームであるAircraft Finance Insurance Consortium (「AFIC」)などの新たな取り組みも始まり、依然としてその動向から目が離せません。
 本講座は、昨年9月に開催した『航空機ファイナンス・ブラッシュアップ&アップデート』を基礎としつつ、新たな取り組みであるAFICや昨年の講座では取り扱わなかったエアライン倒産時の取扱いについても解説するとともに、航空機ファイナンスを取り組む上で重要な担保法制に関しては、航空機担保について重点的に解説いたします。
 航空機ファイナンスについての基礎的な内容についても解説しつつ、昨年の講座からおよそ5割の内容を刷新しておりますので、昨年の講座を受講頂いた方も、今回初めて受講される方も、いずれの方も対象とした内容となっています。
  


1.航空機業界の展望
・民間航空機の将来予測機体数
・近年の好調を支える要因 等

2.航空機ファイナンス序説
・資金需要のタイミング
・広がるファイナンスの機会
・世界のエアラインに広がる日本からのファイナンス 等

3.航空機ファイナンスの諸相
・ファイナンス・リースと
オペレーティング・リース
・日本型オペレーティング・リース(JOL/JOLCO)
・キャピタルマーケットスキーム(EETC、ABS等)
・ECAファイナンス
・AFICスキーム
・引渡前(PDP)ファイナンス
・投資家の中古機購入のためのファイナンス 等

4.AFICとは
・AFICスキームの概要
・ECAファイナンスのスキームとの異同 等

5.典型的な担保(Security Package)
・航空機の登録制度
・航空機抵当その他の航空機担保
・登録地における航空機担保法制(Local Law Mortgage)
・ケープタウン条約とInternational Registryへの登録
・各種債権の譲渡担保
・補償請求権(Warranties)の担保
・その他の担保(Share Pledge、Account Pledge等) 等

6.エアライン倒産時の取扱い
・担保権者の権利
・リースの取扱い
・実務的な重要ポイント 等



【原田 伸彦 氏】
専門は、航空機・船舶などのアセットファイナンス、事業再生、各種事業規制対応など。
2001年、慶應義塾大学法学部卒業。2010年、デューク大学ロースクール卒業(LL.M.)。2010〜2011年、ロンドンのノートン・ローズ法律事務所勤務。2012〜2014年、駿河台大学法科大学院 非常勤講師。

【宮城 健太郎 氏】

専門は、航空機・船舶などのアセットファイナンス、不動産ファイナンス、各種事業規制対応など。
2003年、東京大学法学部卒業。2013年、ノースウェスタン大学ロースクール卒業(LL.M.)。2013〜2014年、ロンドンのノートン・ローズ・フルブライト法律事務所勤務


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
印刷用PDF 一覧に戻る

Copyright © KINYUZAIMU KENKYUKAI Co.,Ltd. All Rights Reserved.