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組織文化に着目し、自社の競争力を加速する

〜その構成要素と変革に向けたアプローチの考え方と取り組み方法〜

日時: 平成30年12月11日(火)午後2時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,300円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 平井泰世(ひらいやすよ) 氏
トゥルーライズパートナー合同会社
代表コンサルタント

 会社を取巻く環境変化のスピードや激しさが増すほど、組織と「人の意識」の乖離が広がり、当初企図した成果や結果の獲得が困難になる場合が珍しくありません。グループの本社統括組織と各事業会社、本部と支社・支店・営業所、コーポレートスタッフと現場のフロントライン、または上司と部下などのコミュニケーションの不足や前提となる認識の齟齬などが原因となって、組織のパフォーマンスが低下し、ひいては人材の外部流出が起こっています。
 その中で、マネジメントのレバー(梃子)のひとつである組織文化こそ、他社の模倣が困難であり、最強の競争力の源泉になりうるものといえるのですが、相対的に言えば、組織文化はあまり重視されてこなかった、または見直し・検証の機会を設けてこなかったのが実情といえるのではないでしょうか。(曰く「当社の精神は今も昔も変わらない」、「当社の従業員は皆同様に理解しているし、行動してくれるものと思っている」等々)。
 本セミナーでは、文化を媒介として組織の現状を把握し、あるべき方向を探索するアプローチを、事例交えてご紹介します。以下のようなことに該当する場合は、本セミナーを受講されることで、組織文化に関する思索の契機を得たり、その解決のヒントを掴むことができます。例えば、

 ・組織文化の概念や、その構成要素を理解したい。
 ・組織構成員が共有するものの見方や考え方、行動パターンなどを把握したい。
 ・組織文化の変革方法や変革の移行過程における対処の仕方を知りたい。
 ・組織を新たな方向へ向かわせる際、事前に当該構成員の反応などをおさえたい。
 ・自社従業員の傾向や特徴などを把握する方法を知りたい等。


 なお、本セミナーでは、経営企画部、人事部等の課長職相当以上、及びM&A業務に携わる関係者の方を主な受講対象として想定しています。
 
1.組織文化とは

2.文化の形成要素における問題(事例)

3.組織文化の変革アプローチ

4.まとめと質疑応答

【講師略歴】
旧セゾングループの西武百貨店にて約10年勤務、海外留学を経て(MBA、MS取得)、帰国後にPwCコンサルティング/IBMビジネスコンサルティングサービス(現IBMグローバルビジネスサービス)にて約10年プロジェクトの提案・実行ならびに方法論・アセット等の開発に取り組む。外資系コンサルティング会社数社を経て、2017年5月に組織力強化にフォーカスしたビジネスコンサルティング会社トゥルーライズパートナー(True Rise Partner LLC.)を設立。最終学歴は米国ハワイ大学大学院(MS、ツーリズムにおける計量経済予測モデリング)。
【主なプロジェクト実績】
「新商品開発イノベーション(事業/商品企画・開発・調達・生産技術・生産・営業の意思決定含む全プロセス刷新)」、「M&Aによる機能統廃合」、「調達と営業改革(原材料の原産地仕入から加工・国内販売までの機能等再配置)」、「シェアードサービス会社のオペレーション再構築」、「人材能力可視化と能力開発体系整備(能力定義、教育研修メニューの再設計)」ほか事業/オペレーション改革、事業戦略・新規事業開発、組織開発関連など多数。

※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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